知っておきたい!「木造住宅は火事に強い?」

こんにちは!
EIWA HOMEの金浜です。


今回は、木造住宅と火事についてのお話です。

木造住宅とは、柱や梁など家の骨組みとなる構造部分を木材で造った住宅のことです。

住宅の構造には、木造、鉄骨、鉄筋コンクリートなどの種類があり、日本では古来より、多くの建物が木造で建築されてきました。


皆さんは、住宅と聞くとどんな構造をイメージしますか?


お客様とのお話の中で住宅のイメージとして多くあげられるのは「木造住宅」「鉄骨住宅」です。

木造は、「火事に弱い」「燃えやすい」というイメージを持つ方が多いようです。
鉄骨は炎を近づけても燃え上がることがないので、柱や梁などの骨組みに鉄骨が使われている鉄骨住宅は、火事のときも安心と考えている方が多いようです。


しかし、実は、「木造住宅は火事に強い」と言われています。


「木造住宅は燃えやすい」というイメージは根強いですが、木造住宅には、火事が起きた時に燃えて崩れるまでの時間がかなり長いという特性があります。

同じサイズの木と鉄に、住宅と同じような荷重をかけながら燃やすと、鉄は5分後には強度が元の半分以下になります。
さらに、10分後には元の強度の20%程度になり、荷重で曲がってしまいます。

しかし、木は10分間燃やし続けても表面が炭化するのみで、内側までは燃えずに80%程度の高い強度をキープします。
燃えた木の表面が炭化すると、それがバリアのような役目を果たし、内側の部分に炎によるダメージが到達しにくくなるためです。

この性質のおかげで、木は燃えても、一気に強度が下がるということがないため、万が一の火事の時でも、避難のために十分な時間をかけられます。

崩れ落ちる前に消火ができれば、被害も最小限におさえることができます。

さらに、木造住宅は有毒ガスの発生量が比較的少ないです。

火災の時に家が燃えることによって発生した有毒ガスが原因で、意識喪失が起きる事故は多いです。
一酸化炭素のほか、塩化水素やアンモニアといった有毒ガスを吸い込み、意識を失ってしまうことが火事の恐ろしさの一つです。

木造住宅は自然素材なので、火災時の有毒ガスの発生をおさえることができます。
もちろん、木が燃えることで一酸化炭素や二酸化炭素は発生しますが、自然の素材である木材は、人工素材に比べ、有毒ガスの発生量はかなり少なく、火事が起きたときの意識喪失を防ぎやすいです。

ただし、注意しておきたいのが、木造住宅がいくら火事に強いといっても、木材が炭化するほどの火事が起きてしまった場合、その住宅にそのあと住み続けるのは難しいということです。

木造住宅のメリットはあくまで、火事が起きてから、家の耐久性が落ちて崩れ落ちるまでの時間が長く、十分な避難時間を稼げるという点です。

また、同じ木材でも工法によって耐火性は大きく変わります。

火事に遭わないよう、火の取り扱いに十分気をつけることも、もちろん大切です。


木造の家は、火事に遭ったときでも十分な強度を保ってくれるという大きなメリットがあります。
万が一の火事に備えて、木造住宅を建てるということを私たちはご提案しています。

ぜひ、参考にしてみてください!

最後までお読みいただきありがとうございました!

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家づくりに「思い込み」は禁物 ?!

こんにちは!
EIWA HOMEの金浜です。

釜石市内の桜も咲き始め、本格的に春の訪れを感じます。
満開の桜並木を見るのが楽しみですね。


今回は、楽しく家づくりをおこなうために知っておきたいお話です。

家づくりをしている中で、決めないといけないことが沢山あります。
間取りを決め、
予算を決め、
土地を決めてなど、
このほかにも盛り沢山です。

いつ建てるのがベストなのか?
どんな家がいいのか?
予算はどれくらいなのか?
どこの場所で建てるのか?
どこの会社に頼むのか?

ネットや本、友人や知り合いからのアドバイス、住宅会社からの提案などを通して情報を得て、決めていきます。

しかし、たくさんの情報が溢れています。

何が間違っていて、何が正しいのかを判断することが難しく、思い込みで決めてしまうこともしばしばあるかと思います。

ニュースや本などに出ている言葉で「アンコンシャス・バイアス」というものがあります。

これは、無意識(アンコンシャス)の偏見や思い込みという意味の言葉です。

自分自身の過去の経験や見聞きしたこと、知識や価値観などから、本人では気づかないうちに偏ったモノの見方をしたり、「きっと、こうだ」と思い込みをしてしまうことで、誰にでもある現象です。

この現象が原因で、判断を誤って失敗をしてしまうことがあるかもしれません。


具体的にイメージできるように、例をご紹介いたします。

家づくりで、まず住む場所を決めないといけないと思い込み、土地を探す。
そこから、間取りを決めて、どんな仕様にするのかを決めていきます。
しかし、住宅ローンが通らなかったり、総額予算が合わなかったり、
家づくりがなかなか進まない...

家づくりの順番を土地からと思い込んで考えた結果、建物そのものの予算を度外視したため、結局、振り出しに戻ってしまうということがあるかもしれません。

これは一つの例です。
土地探しからおこなうことが悪いということではありません。
土地が無いエリア、地価が高いところを検討する場合や、住む場所を第一優先に考えた場合は効率的に進めることができます。


また、思い込みは悪い結果を産むだけのものでもありません。

一度家を建てたことがあり、過去の経験から、その思い込みによって正しい判断をおこなえることもあるかと思います。

どこかに思い込みがないか、考えてみることで自分自身とまた家族としっかり向き合って、判断することが大切です。

家づくりは、一生に一度と言われることもありますが、そもそも本当に一生ものなのか?

言葉の意味をそのまま鵜呑みにすることなく、それが事実なのか、解釈なのかを考えてみると、新しい気づきがあるかもしれません。

思い込まず、縛られることもなく、自由な発想で、楽しく家づくりをおこないましょう!

最後までお読みいただきありがとうございました!

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お部屋づくりの参考にしたい「カーテンの色(暖色系)」

こんにちは!
EIWA HOMEの金浜です。

気温も暖かくなり、春らしくなってきました。
皆さんの中には、この春から新生活を始める方もいらっしゃると思います。

新たな生活に必要不可欠なものの1つに「カーテン」があります。

カーテンは、お部屋の中で大きな面積を占めるので、どのような色にするかによって、お部屋の印象が変化します。

そこで、今回は、お部屋づくりの参考にしたい『カーテンの色(暖色編)』についてご紹介いたします。

もちろん、好きな色を取り入れるのが1番です。

しかし、色にはそれぞれ効果があり、お部屋によって、オススメの色や使い過ぎないほうが良い色があります。

今回は「暖色系」の色が持つ効果をご紹介いたします。

ぜひ、参考にしてみてください!


オレンジ・黄色
オレンジ色は、緊張感をほぐしたり、開放的な気持ちにしてくれます。

また、食事を美味しく見せる効果があり、食欲が増進する色です。
キッチンやリビング、子ども部屋にもオススメです。

お部屋全体が明るく、元気な印象になります。

壁や床の色に多い、白色・茶色と相性が良いので、コーディネートもしやすいです。

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黄色は、気持ちを前向きにし、にぎやかな雰囲気をつくります。

会話を活発にしたり、時間が早く感じる効果があると言われています。

カラッと乾いた印象になるので、トイレや浴室など水まわりにもオススメです。

道路標識や子ども用の通学帽子が黄色になっているように、注意をうながす目立つ色であり、興奮作用もあります。
お部屋のワンポイントとして取り入れるのも良いでしょう。


白・アイボリー・ベージュ
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白・アイボリー・ベージュは、清潔感があり、明るい印象を与えてくれます。

空間を広く見せる効果があるので、狭い部屋にもオススメです。

特に白色は、太陽の光をたくさん取り込みます。
日が当たり過ぎる部屋の場合は、暑くなってしまう可能性があります。
カーテンの素材を遮熱効果のあるものにするなど、機能性で調節しましょう。

ベージュは、飽きにくく、洋風・和風・モダンなど、どのインテリアとも合わせやすいです。

ベージュは比較的万人に受け入れられやすい色ですが、使い過ぎると、のっぺりした印象になりやすいので、他の色でアクセントをつけてメリハリを与えると良いでしょう。


赤・ピンク
赤色は、エネルギッシュで情熱的な色です。

交感神経に作用し、体温を上げたり、食欲を高めてくれる効果があります。
そのため、人の集まるダイニングやリビングにオススメです。
気持ちを盛り上げ、楽しい会話が弾みます。

一方で興奮作用があり、取り入れ過ぎると、落ち着かない部屋になる場合があります。
差し色として取り入れるのもオススメです。

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ピンク色は、情緒を落ち着けて、優しい空間にしてくれます。

淡いピンクはリラックス効果も高く、寝室や子ども部屋にもオススメの色です。

化粧品のパッケージや女性向け広告に多く使われているように、華やかでありながら、柔らかく、女性的な印象になります。

また、女性ホルモンを刺激し、肌の調子を良くしたり、血行が良くなるなど、美容効果があるとも言われています。


以上、暖色系の色が持つ効果についてご紹介しました。

色が持つ効果を知ることで、カーテン選びもさらに選択肢が広がります。

カーテンの色は、理想のお部屋の雰囲気やインテリアと調和するように考えることも大切なポイントです。

ぜひ、お部屋づくりの参考にしてみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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知っておきたい!家を建てる時にできる花粉対策

こんにちは!
EIWA HOMEの金浜です。

前回に引き続き、家の中での花粉対策についてのお話です。

今回は、家づくりを検討している方向けに『家を建てる際にできる花粉対策』をご紹介いたします。

家づくりの段階から花粉対策をしっかりとおこなうことで、家の中での花粉症の症状をさらに緩和させることができます。

ぜひ、家づくりの参考にしてみてください。


~家を建てる際にできる花粉対策~
家の中の花粉対策の基本は、持ち込まないこと・除去することです。
今回は、家の性能や設備による花粉対策と花粉対策に有効な間取りのアイデアの2つをご紹介いたします。

家の性能や設備による花粉対策
① 家の「気密性」を高める
気密性が低い家は、窓を閉め切っていても窓のサッシの隙間や給排気口から花粉が侵入することがあります。
そのため、家の気密性を高め、隙間を少なくすることが大切です。
外気とともに出入りする花粉だけでなく、ホコリなども大幅にカットすることができます。


②「24時間計画換気システム」の採用
24時間計画換気システムは、新鮮な外気を取り入れ、計画的に家全体の換気をおこなうシステムです。
花粉のほかにもPM2.5(微小粒子状物質)などの侵入を大幅にブロックし、清浄な空気を24時間取り入れます。
さらに、カビ・ダニの繁殖を抑えることも期待できるので、オススメです。


花粉対策に有効な間取りのアイデア
① 玄関にシューズクロークを設置する
玄関にシューズクロークを設置し、靴の収納以外にもコートなどのアウター類や帽子などを収納できるようにすることで、花粉を家の中に持ち込むことを防ぐことができます。


② 玄関に洗面台を設置する
玄関に洗面台を設置することで、家に入る前に手洗い・うがいをおこなうことができ、花粉を洗い流すことができます。
花粉症のほかにも、感染症対策としても有効です。


③ 室内干しスペースを設置する
ランドリールームなど、いつでも室内干し可能なスペースを設けましょう。
花粉の季節以外にも、梅雨の季節や天気が悪い日など、いつでも活用でき便利です。
また、家事効率が高まるというメリットもあります。


家の性能や設備、間取りなど、家づくりの段階から花粉対策を考えておくことで、花粉の季節でも快適な暮らしを実現させることができます。

ぜひ、参考にしてみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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すぐにできる!家の中に花粉を入れない対策

こんにちは!
EIWA HOMEの金浜です。

この時期は花粉症に悩まされている方も多いのではないでしょうか?
私も毎年花粉症に悩まされています。

外出する時に花粉対策をおこなっているのに、家の中にいても、くしゃみや鼻水、目のかゆみなどの症状が出てつらいということはありませんか?

家族で花粉症 ブログサイズ.png

そこで、今回は、すぐにできる『家の中に花粉を入れない対策』をご紹介いたします。

家の中でも花粉対策をしっかりとおこない、快適な暮らしを実現しましょう。


花粉症のメカニズム
花粉症は、花粉に対するアレルギーです。
花粉が体内に入ると、体がそれを異物と認識し、この異物に対する抗体が作られます。
個人差はありますが、数年から数十年かけて花粉を繰り返し浴び、抗体の量が増加すると花粉症の症状が出現するようになります。

アトピーなど、アレルギー体質の人は花粉症にかかりやすいと言われますが、それ以外の人でも長年花粉を浴びることで、ある日突然発症することがあります。

まだ花粉症になっていない方は、花粉をできるだけ防ぐことで、将来の発症を遅らせることができます。


花粉が家の中に入り込む原因
外出する時に花粉対策をおこなっているのに、
どうして家の中でも花粉症の症状が起きるのか?

それは、家の中にもかなりの量の花粉が入り込んでいるからです。

花粉が家の中に入り込んでしまう原因は、

・外出時の衣類や髪の毛に花粉が付着している
・外に干した洗濯物に花粉が付着している
・部屋を換気中に花粉が入り込む
・家の様々な隙間から花粉が入ってきている

などが挙げられます。

この季節は乾燥して静電気が起きやすいので、空気中に舞っている花粉などが付着しやすいです。
そのため、外出時の衣類や干した洗濯物は、花粉をはらったつもりでも、花粉がまだ付着している場合があります。

また、窓を開けての換気や、窓の隙間などからも花粉が家の中に入ってきてしまいます。


~すぐにできる!家の中に花粉を入れない対策~
花粉対策の基本は、持ち込まないこと・除去することです。
今回は、日頃からできる対策をご紹介いたします。

① 家に入る前に玄関から少し離れた場所で花粉を落とす
玄関に近い場所で花粉をはらうと、家の中に入る可能性があります。
そのため、家に入る前に玄関から少し離れた場所で、衣類や髪の毛に付着した花粉を落としましょう。
また、衣類用のブラシを活用することで、よりしっかりと落とすことができます。

さらに、帰宅後すぐにお風呂に入ることで花粉がすべて洗い流されるので、オススメです。


② 洗濯物は室内干しにする
室内干し ブログサイズ.png
洗濯物は外ではなく、室内干しにしましょう。

生乾きの臭い対策として、洗濯する際に柔軟剤を使うことをオススメします。
柔軟剤には、衣類に花粉が付きにくくなる効果もあります。


③ 換気をする時は花粉の少ない早朝か深夜に
窓を開けて換気をおこなう場合は、花粉の飛散量が少ない早朝か、花粉が地面に落ちる深夜にしましょう。
8~20時の時間帯は、花粉の量が多いと言われています。
そのため、日中の換気は控えましょう。

また、雨の日は水分で花粉は重くなり飛散しないため、換気することをオススメします。


④ こまめに掃除する
こまめに掃除することは、花粉対策として効果的です。
家の中の花粉は、人の動きのない夜間に床に落下します。
そのため、朝の掃除だと花粉を全て取り除きやすいのでオススメです。


⑤ 空気清浄機を設置する
空気清浄機のフィルターは、空気中に舞っている花粉を吸着させる機能があります。
そのため、花粉対策としても有効です。


家の中での花粉症の症状を軽減させるためには、家の中に花粉を持ち込まない対策と家の中に侵入した花粉を除去する対策を実施することが大切です。

また、花粉対策を考えた家づくりをすることで、家の中での症状をさらに緩和させることができます。

そこで、次回は、家づくりを検討している方向けに『家を建てる際にできる花粉対策』をご紹介いたします。


効果的な対策をとって、花粉シーズンでも快適な暮らしを実現しましょう!
ぜひ、参考にしてみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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設計の時に考えておきたい「トイレの手洗い」

こんにちは!
EIWA HOMEの金浜です。

春のような暖かさから一転して、真っ白な雪景色になりましたね。
皆さん体調にお気をつけてお過ごしください。


さて、今回は、設計の時に考えておきたい『トイレの手洗い』についてご紹介いたします。

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皆さんはお家のトイレを利用した後、どこで手を洗っていますか?

トイレタンクの上の手洗い?
手洗い付きのロータンクトイレ?
トイレと独立して設置してある手洗い器?

これらで小さく肩をすくめて手を洗っている自分を想像してみてください。

なぜか、どことなく悲しく寂しく見えませんか?

手を洗っている時、水が飛び散らないように気をつけていると十分に手を洗えない。
手洗い付きのロータンクトイレでは、石鹸やハンドソープを使って手も洗えない。

そう感じたことがある方もいるのではないでしょうか?


トイレを利用した後は、まずは手を洗いたいですよね。


トイレは別名「お手洗い」と言われているくらいです。
なので、利用した後、すぐ手が洗えないとお話しになりません。

最近は、利用した後、手を洗わない方もいることが調査で分かっているそうですが、みんながみんなそうではないでしょう。

ですので、トイレには何らかの手が洗える仕掛けが必要となるのです。


なら、トイレを利用した後、どこで手を洗うのか?


できればトイレの中に手洗いを設置しましょう。
すぐに手を洗うことができるので、衛生的であるというメリットがあります。

ただし、後々、後悔しないためにもレイアウト寸法は最善の注意を払っておきましょう。

最近は色々なトイレ専用手洗い器があります。

例えば、

・壁掛けタイプ
・オーバーカウンタータイプ
・アンダーカウンタータイプ
・ボウルタイプ

などがあります。
アンダーカウンタータイプはお掃除もしやすいです。

また、幅が広いトイレならトイレと平行に設置するなど、手洗い器の設置場所にも気をつけないといけません。


お家では少し豪華になるかもしれませんが、トイレに手洗いだけではなく、鏡や照明をつければ、トイレ全体がオシャレな雰囲気に変わります。


トイレのレイアウトは、デリケートなのです。
横幅が広すぎるとトイレットペーパーに手が届かなかったり、トイレが狭すぎると小回りや掃除が難しくなったりします。

そのため、トイレの設計で大切なのは、手を洗う方法やどこに手洗い器とトイレを設置するかのレイアウトをしっかり考えておくことです。

ぜひ、家づくりの参考にしてみてください。


最後までお読みいただきありがとうございました!

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猫と暮らす家づくり

こんにちは!
EIWA HOMEの金浜です。

2月22日は猫の日ですね。
みなさんの中には、家族の一員としてペットを飼っている方もいらっしゃると思います。

そこで、今回は『猫と暮らす家づくり』についてご紹介いたします。

猫の気質を理解し、猫と人が共に楽しく快適に暮らせる家づくりをしましょう。

猫と暮らす家.png

突然ですが、猫の性格について皆さんは何を思い浮かべますか?

甘えん坊
好奇心旺盛
いたずらっ子
ツンデレな気分屋

など、猫は自由気ままな生き物で、その気持ちは日々変化します。
そんな猫の特性や習性を考慮して家づくりを考えると、どのような要素が重要になるでしょうか。


一番大切なのは、何と言っても猫の安全です。


猫は繊細な生き物で、大きな音に驚いた拍子に窓から飛び出してしまう可能性もあります。
それはもちろん、私たち飼い主にとっても、猫自身にとっても、非常に大きなリスクとなります。

また、猫は外の世界に強い好奇心を抱く生き物です。
ふとしたタイミングで家の外に飛び出してしまう可能性もあります。

そうした危険を避けるために、普段から対策しておくことが大切です。

一つの対策として、脱走防止扉などの脱走防止グッズの設置をオススメします。

脱走防止扉のほかに、ゲートタイプやフェンスタイプなどもあるので、設置する場所によって合う商品を選ぶと良いでしょう。

脱走防止策の前にいる猫.png
※写真はイメージです。

脱走防止扉は、玄関や大きめの窓からの猫の脱走防止効果が期待できます。
設置するときは、猫がすり抜けられない幅のものを選びましょう。

窓からの脱走を防止するグッズには、フェンスタイプやストッパータイプがオススメです。
脱走を防止する役割としてだけでなく、窓を開けたときにこの脱走防止グッズを通して外の新鮮な空気を感じることができます。

これらの対策で、猫は安全な状態で外の世界とつながることができ、ストレスの軽減だけでなく、心身の健康維持にもなるでしょう。


次に、猫が満足感を得られる遊び場の設置が必要です。

キャットウォークやキャットステップの設置は、猫の運動不足解消などに役立ちます。
設置するスペースが限られている場合、収納とキャットステップが一体化している家具もオススメです。


さらに、フローリングはペット用フローリングがオススメです。
爪の傷もつきにくく、滑りにくいので、猫にも人にも嬉しい機能が盛りだくさんです。


一度コンセプトが明確になれば、それに沿った具体的な家づくりの計画を進めていくことが可能となります。

例えば、

「猫第一!猫ファーストの家」
「室内飼いの猫にやさしい家」
「猫も私たちもうれしい機能が充実した家」

などなど...

コンセプトが決まれば、家づくりに必要な要素が見えてくるかと思います。


猫それぞれに個性や性格があり、その違いを理解し尊重することは、幸せな共生に欠かせません。

猫に最適な環境を提供し、ストレスを最小限に抑えることで、生活の質を向上させることができます。

お互いが安心して、心地よい空間で過ごせる家づくりをしましょう。


最後までお読みいただきありがとうございました!

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お部屋の雰囲気を作り出す照明の色と効果

こんにちは!
EIWA HOMEの金浜です。

お家の中の照明の色、リビングやお風呂など場所によって違っていたりしませんか?

場所によって色が違うのには理由があります。

お部屋の照明は、空間の雰囲気を作り出す重要な役割を持っています。
シーンに合わせて適切な色選びをすることで、暮らしの質も向上します。

そこで今回は、『お部屋の雰囲気を作り出す照明の色と効果』をご紹介いたします。

照明の色は、落ち着いた暖色系から、くっきりとした寒色系まで、さまざまな色味があります。
その中で、主に住宅で使われているのは「電球色」「昼白色」「昼光色」の3種類です。
どんなお部屋にオススメなのかも合わせてご紹介いたします。


あたたかみのある色「電球色」
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オレンジ色に近い暖色系の色です。
落ち着いた雰囲気で、体をリラックスさせる効果があります。
リラックスしたい空間に使うのがオススメです。
また、料理が美味しく見える色でもあるので、食事をする空間にもオススメです。

~電球色がオススメの部屋~
リビング、ダイニング、和室、寝室、お風呂、廊下


バランスのよい自然な色「昼白色」
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太陽の明るさに一番近い自然な色です。
色のイメージを損ないにくいので、お化粧をする部屋や服を選ぶ部屋、調理をするキッチンに適しています。
また、パソコン作業や勉強を長時間する場合にもオススメです。

~白昼色がオススメの部屋~
脱衣所、洗面所、服を選ぶ部屋、お化粧する部屋、キッチン、リビング


明るくさわやかな色「昼光色」
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最も明るい色で、青白い光が脳を覚醒させ、集中力を高めます。
そのため、作業を集中しておこなう空間にオススメです。
高い色温度で光が強く、ものがはっきり見えますが、目が疲れやすくなります。
また、眠気を覚ましてしまう色なので寝室などには不向きです。

~昼光色がオススメの部屋~
仕事部屋、勉強部屋、作業スペース、クローゼット、子ども部屋


照明には、色味を調整できる「調色機能」や明るさを調節する「調光機能」がついているものもあります。
空間のシーンに合わせて照明の光の色を使い分けることができるので、照明を選ぶ際はぜひ、チェックしてみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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冬の睡眠の質を高める寝室づくり

こんにちは!
EIWA HOMEの金浜です。

冬の季節、寒くて朝なかなか起きられない...。
という経験、皆さんはありますでしょうか?

寒さや乾燥に悩むこの季節は、睡眠の質が低下しやすい時期でもあります。

そこで、今回は『冬の睡眠の質を高める寝室づくりのポイント』をご紹介いたします。

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睡眠は、お部屋の温度湿度がポイントです。
冬の快眠に適した温度は16~19度、湿度は50%前後が良いとされています。

また、布団の中の温度も快眠に深く関わっています。
布団の中の適切な温度は33度前後です。

これを保てるかどうかで、睡眠の質は大きく変わります。
寝室の温度や湿度をチェックして、睡眠環境を整えましょう。

さらに睡眠の質を高めるための寝室のポイントを4つご紹介いたします。


睡眠の質を高める寝室づくりのポイント
① 加湿器で寝室にうるおいを
乾燥は、睡眠の妨げにもなります。
乾燥しやすい冬は加湿器を効果的に使うなどして、適切な湿度を保つようにしましょう。


② 冬用のカーテンで冷気を遮断
冬用の厚手のカーテンを選ぶことで、窓からの冷気を遮断します。
また、色も暖色系を選ぶことで、視覚的にも体温を高める効果があります。


③ ぐっすり眠れる寝具選び
掛け布団は、軽くて保温性の高い良質の羽毛布団がオススメです。
敷き布団は、吸湿発散性が高いものを選びましょう。
シーツはガーゼタイプにすることで、やわらかな肌触りが寝つきをよくしてくれます。


④ アロマ効果で質の良い睡眠を
寝る前にアロマオイルを使用することで、心身ともにリラックスできます。
ラベンダーやベルガモットは、緊張やストレスを緩和してくれる効果があるので、オススメです。


また、寝ている間の乾燥トラブルに注意しましょう!

・乾燥からくる喉のトラブル
朝起きた時に、喉が痛かったり、イガイガしたりすることありませんか?
喉が乾燥すると、粘膜の働きが衰え、ウイルスや細菌が侵入しやすくなります。
寝ている間の加湿を心がけ、喉の炎症を防ぎましょう。
口呼吸をしてしまう人は、マスクをつけるのも効果的です。

・冬にこそ注意!かくれ脱水
脱水症状になるのは、汗を頻繁にかく夏だけではありません。
冬は乾燥しやすいため体の水分が蒸発しやすくなり、知らないうちに脱水症状になる危険があります。
こまめに水分補給し、お部屋の換気を定期的におこないましょう。


最後までお読みいただきありがとうございました!

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SW工法の『性能報告書』

こんにちは!
EIWA HOMEの金浜です。

今回は、当社で家を建てたお客様にお渡ししている『性能報告書』についてご紹介いたします。


EIWA HOMEは、お客様に高品質・高性能な住宅をご提供できるよう、スーパーウォール工法の取扱店に正規加盟しています。

●スーパーウォール工法(SW工法)とは
LIXILが開発した、独自の高性能なスーパーウォールパネルと高断熱サッシ、計画換気システムが生み出す高気密・高断熱・高耐震住宅工法です。
耐震性能や断熱性能をもつスーパーウォールパネルを貼り付け、住宅の壁全体を使った「面」で支えるモノコック構造になっています。


スーパーウォール工法の家は、高気密住宅の目安となるC値2.0を超える、C値1.0を基準とし、全棟において高気密住宅を目指しています。

住宅の構造体と開口部(サッシ・ドア)の工事が完了した段階で気密測定を実施し、住宅の性能値を確認しています。

確認後は、温熱性能外皮性能、測定した気密性能を数値でご確認いただける『性能報告書』を作成し、お客様にお渡ししています。
※性能報告書は、住宅の性能値を確認していただくもので、性能を保証するものではありません。

こちらは、先月お引渡しさせていただいた、お客様の住宅の性能報告書になります。

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気密・断熱性能値のご説明(ブログ掲載用).jpg

C値0.23とスーパーウォール工法の基準である1.0よりも低く、気密性能が高い住宅ということが確認できます。


スーパーウォール工法の家は、高気密・高断熱により、部屋の気温差がないので、冬は暖かく、夏は涼しく、一年中快適な暮らしを実現できる住まいです。

当社では、お客様に高品質・高性能な住宅と安心をご提供できるよう、スタッフ一同、日々、家づくりに努めています。

詳しく知りたい方や家づくりを考えている方、ぜひ、お気軽にご連絡ください。


最後までお読みいただきありがとうございました!

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