後悔しないためのコンセント計画のコツ

こんにちは!
EIWA HOMEの金浜です。


「ここにコンセントがあれば...」

これは、新築やリフォーム後のお客さまからよく聞く言葉です。
実は、家づくり後悔ランキングでも常に上位に入るのが、「コンセントの位置と数」

暮らしの満足度を大きく左右するポイントなのに、間取りや設備の話に意識が向いてしまい、コンセントの打ち合わせは後回しになってしまうことも少なくありません。


でも、"コンセント計画"こそ、暮らしやすさを左右するカギなんです!


今回は、『後悔しないためのコンセント計画のコツ』をご紹介します。

家づくりを考えている方は、ぜひ最後までご覧ください!


■ よくある「コンセントの後悔」5選
まずは、実際に住み始めてからよく聞く"あるある後悔"をご紹介します。
皆さんもこんな経験、ありませんか?

・掃除機のコードが届かない
・家電の場所が決まらず、延長コードだらけに
・キッチンのコンセントが足りなくて、家電が使いづらい
・ダイニングでホットプレートを使いたいのにコンセントがない!
・ベッド脇にコンセントがなくて、寝る前のスマホの充電が不便

これらのほとんどは、事前のちょっとした確認と工夫で防げるものばかりです。


■ 打ち合わせで意識したい2つのポイント
① 家電の「使う場所・種類・数」をリストアップ!
自分たちが「どこで」「何を」「何個使うか」エリアごとに整理してみましょう。
必要な場所に、必要な数のコンセントを配置しやすくなります。

たとえば、

・キッチン周り
炊飯器、電子レンジ、トースター、電気ケトル、コーヒーメーカー、ミキサー など
複数の家電を同時に使う可能性もあるので要注意!

・リビング
テレビ、ゲーム機、Wi-Fiルーター、スマホ充電器、加湿器 など
配線が目立たないよう、家具の配置とセットで考えることをオススメします。

・寝室や個室
スマホ充電器、読書灯、ドライヤー、ヘアアイロン など
朝の支度や寝る前のルーティンを意識した配置がポイントです。

・掃除家電
キャニスター掃除機、コードレス掃除機、お掃除ロボット(ルンバ等) など
キャニスター掃除機は、コードが届きやすい位置をイメージしましょう。
また、お掃除ロボットやコードレス掃除機は、充電位置も忘れずに想定しましょう!
収納場所も一緒に考えておくと◎

さらに、コンセントの「高さ」にも注目しましょう。
床付近だけでなく、カウンター上や腰の高さなど、使い勝手を意識して設置すると、暮らしやすさがグンとアップします。

ブログ コンセント計画.png

② 将来の「ライフスタイルの変化」も想定
今の暮らしだけでなく、5年後・10年後の生活も見据えて計画しましょう。

例:
・子どもが成長したら、学習机やパソコンスペースが必要になるかも?
・在宅ワークでワークスペースが必要になるかも?
・ウッドデッキや物置など、屋外で電動工具や照明を使いたいシーンが出てくるかも?

ライフスタイルは必ず変化していきます。
将来の変化を見越した"ちょっとした余裕"の設計が、後々の「やっておけばよかった...」を減らすポイントです。


■ 打ち合わせでは「使うシーン」を共有しましょう!
工務店や設計士との打ち合わせでは、図面だけでなく「日々の暮らし方」をできるだけ具体的に伝えることが大切です。

たとえば、

「炊飯器と電気ケトルを並べて使いたいから、キッチンカウンターに2口ほしい」
「寝室のベッド脇でスマホを充電したい」
「ルンバの充電スペースを収納の中に隠したい」

こうした"暮らしのリアル"を伝えることで、より快適な家づくりにつながります。


■ まとめ:後悔しない家づくりには「暮らしのイメージ」が必須!
コンセントの後悔は、実際に住んでから気づくことがほとんど

私自身も、新築に住んでから「ここにあればよかったのに...」と思ったことがたくさんあります。
掃除中に「この場所にあれば...」と感じたり、キッチンでハンドミキサーなどを使うたびに「シンク側にもコンセントが欲しかった」と感じたり...。

だからこそ、実際の暮らしをイメージしながらコンセント計画を考えることがとても大切です

わからないことや不安な点があれば、どんな小さなことでもお気軽にプロにご相談ください。


最後までお読みいただきありがとうございました!

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