注文住宅の土地探しで注意すべき5つの"落とし穴"

こんにちは!
EIWA HOMEの金浜です。

注文住宅を考え始めたとき、多くの方が最初に悩むのが 「土地探し」 です。

「学校や職場へのアクセスが良いから」「価格が手頃だから」といった理由で土地を決めたものの、「もっと調べておけばよかった...」と購入後に後悔するケースも少なくありません。

特に近年は、豪雨や台風、地震など自然災害が増えています。
土地の安全性を見落とすと、毎日の安心な暮らしに大きな影響が出てしまうこともあります。

後悔しないためには表面的な条件だけでなく、「暮らしの目線」での確認が欠かせません。

そこで今回は、『土地探しで注意すべき5つの"落とし穴"』をご紹介します。


■ 土地探しで注意したい"落とし穴" 5つ
1. ハザードマップを確認せず購入してしまう
ハザードマップ_ブログ掲載用.png洪水や土砂災害の危険性は、市区町村が公開する「ハザードマップ」で簡単に確認できます。
災害リスクのある土地は、将来的に保険料や維持費が高くなる可能性も。
必ず購入前に確認しましょう!

2. 地盤調査を軽視する
地盤が軟弱な場合、建物を支えるために「地盤改良工事」が必要になります。
数十万~数百万円の追加費用が発生することもあり、予算を大きく圧迫する可能性があります。

3. 浸水対策を想定していない
豪雨や台風で床上浸水の危険がある土地も存在します。
こうした土地でも、建築時に床の高さを上げる「高基礎」や、水はけを良くする「排水計画」を取り入れることで、浸水被害を軽減できます。

4. 将来の周辺環境の変化を見落とす
今現在、周りに何もない土地でも、再開発や道路計画によって、数年後には周囲の環境や住み心地が大きく変わることがあります。
役所や不動産会社で事前に情報収集しておくことが安心につながります。

5. 建てたい家と土地の条件が合っていない
「日当たりを確保したいのに隣家が近い」「庭を作りたいのに敷地が狭い」など、家の計画と土地の条件が合っていないと、暮らし始めてからミスマッチを感じてしまいます。
土地の形や広さ、方角などが、建てたい家のプランに合っているかをしっかりと検討しましょう。


■ 土地と建物をセットで考えることが大切
土地選びで後悔しないためには、土地単体で考えるのではなく、建てたい家のイメージやライフスタイルと一緒に検討することが重要です。

たとえば...
・日当たり・風通しを考慮した間取りや窓の配置
・浸水や地震対策を取り入れた建物設計
・家族構成や将来設計に合った敷地の広さや形

こうした視点を持つことで、土地と建物がしっかりかみ合い、暮らしやすい住まいにつながります。

工務店に相談することで、土地の安全性診断や家との相性まで含めたトータルなアドバイスが受けられます。


■ まとめ:落とし穴を避けて安心の土地を手に入れるには
土地探しイメージ_ブログ掲載用.png
土地探しは、「価格」や「立地条件」だけでなく、「安全性」や「家との相性」まで考えて選ぶことが大切です。
ハザードマップの確認や地盤調査をしっかり行い、"将来も安心して暮らせる土地"を選びましょう。

「土地選びから一緒にサポートしてほしい」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。


最後までお読みいただきありがとうございました!

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家づくりを計画する第一歩~始めにやるべきこと~

こんにちは!
EIWA HOMEの金浜です。

新年あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

新しい一年のスタートに、「家を建てたい」「理想の暮らしを実現したい」とお考えの方も多いのではないでしょうか?
しかし、家づくりには多くの工程があり、何から始めたら良いのか迷う方もいらっしゃるかもしれません。

そこで今回は、家づくりを計画する第一歩として、始めにやるべきことを3つのポイントに絞ってご紹介いたします!

ぜひ、これからの家づくりの参考にしてみてください。

家の模型とチェックリスト_ブログ用.jpg

~家づくりの始めにやるべきこと~

1. 家づくりのゴールを明確にする
家づくりをするにあたって、まずは「どんなライフスタイルを実現したいのか」「どんな家に住みたいのか」をイメージすることが大切です。

例えば、
・家族みんながゆったりとくつろげる快適なリビング
・家族や友人と集まれる広いダイニング
・趣味を楽しむ専用スペース
・子育てがしやすい家
・家事が楽になる工夫が詰まった家
など

ゴールを明確にすることで、家づくりの方向性がぐっと定まり、優先順位もつけやすくなります。
また、設計士や工務店と共有しやすくなり、理想の住まいを形にしやすくなります。


2. 資金計画を立てる
家づくりで後悔しないためには、しっかりとした資金計画が欠かせません。
予算オーバーを避けるためにも、早い段階で資金計画を立てておくことが大切です。
以下のポイントを事前に確認しておくと安心です。

・総予算を把握する
土地代や建物本体費だけでなく、諸経費(登記費用、仲介手数料など)や家具・家電、引っ越し費用まで含めた全体の予算を把握しましょう。

・住宅ローンや補助金制度を活用する
住宅ローンの金利や返済期間を考慮し、無理のない返済計画を立てることが重要です。
また、各種補助金や助成金(省エネ設備や地域活性化に関するもの)を活用することで、コストを削減できる可能性もあります。

・ランニングコストを考慮する
長期的に家計に影響を与える光熱費や維持費といったランニングコストも忘れてはいけません。
断熱性やエコ設備を導入することで、月々の支出を抑え、長期的なコスト削減が可能になります。

資金計画が明確になると、家の見極めや選択肢が広がり、より安心して進められます。


3. 土地探しと設計のポイントをおさえる
家づくりにおいて、「土地探し」と「設計」は重要なステップです。
土地は家の基盤となる重要な要素なので、慎重に選びましょう。

土地探しのポイント
・日当たりや風通しの良さ
・周辺環境や生活の利便性(学校、病院、スーパーなど)
・土地の形状や面積
・法規制や地盤の状態

家族のライフスタイルに合った場所を選ぶことが、快適な生活を送る鍵となります。

設計のポイント
・どんな暮らしを実現したいかを具体的に描く
・日常生活で困っていることをリストアップする
・必要な部屋数や用途を整理する
・収納スペースを具体的に計画する
・家族の意見を共有する

設計段階では、現在の暮らしだけでなく、子どもの成長や親との同居など、将来的なライフスタイルの変化も見据えた間取りを考慮することが大切です。

しっかりと土地探しと設計を行い、形にしていきましょう。


家づくりの第一歩は、自分や家族のライフスタイルに合った理想の暮らしをイメージし、ゴールを明確にすることから始まります。
その上で、資金計画や土地選びをしっかり進めていくことが大切です。


最後までお読みいただきありがとうございました!

今年も皆さまの家づくりのお手伝いができることを楽しみにしています。
2025年もEIWA HOMEをどうぞよろしくお願いいたします!

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知っておきたい!家づくりのテーマ選びの秘訣

こんにちは!
EIWA HOMEの金浜です。

年末が近づいてくると、今年もあっという間の一年に感じますね。

釜石市内も山々が鮮やかに色づき、紅葉がとても綺麗です。

さて、今回も家づくりを考えている方にぜひ、知ってほしいお話です。

家づくりは一生の中で大きな出来事です。

どんな家を建てようか、考えている時間はとてもわくわくしますよね。

そこで、『家づくりのテーマ』の選び方のポイントをご紹介いたします。


ライフスタイルから考える
最初に考えるべきことは、自分や家族のライフスタイルです。

家は生活の拠点であり、快適に過ごすためには、ライフスタイルに合った家づくりが必要になります。

例えば、

アウトドアが好きなら自然を感じる家、
料理が趣味ならキッチンを重視した家、
車が好きなら愛車が身近に感じる家など、

ライフスタイルに合ったテーマを考えてみましょう。


予算を考慮
ライフスタイルからテーマを考えても、現実的には予算を考慮する必要があります。

予算に合わせたテーマを選ぶことが、家づくりの成功につながります。

コストを抑えた素材の使用や、自分でDIYしてみてコストを抑えるなどの方法も検討しましょう。


好みや趣味をテーマに反映させる
自分や家族の好み、趣味などを家づくりのテーマに反映させることで、より満足度の高い家を実現できます。

インテリアやカラースキーム(色彩計画)、デザイン要素など、自分らしい家づくりを考えてみてください。


未来を見据える
家づくりは長期的に関わっていくものです。

将来の変化やニーズを考慮してテーマを選びましょう。

例えば、

将来的に家族が増える可能性や、
リモートワークの必要性など、
今後の未来の暮らしを想像してテーマを設定しましょう。

ライフプランシミュレーションをおこなうとイメージしやすくなるのでオススメです。


環境への配慮
環境にやさしい家づくりが注目されています。

エネルギー効率の高い家、
再生可能エネルギーの活用、
断熱材の使い方など、

環境に配慮したテーマを検討し、持続可能な家を作り上げましょう。


アイデア収集
家づくりのテーマを決める際には、雑誌やウェブサイト、SNSなどからアイデアを収集することも大切です。

他の人がどのようなテーマで家づくりをしているかを参考にし、自分のイメージを具体化させましょう。

最近では、Instagramのリール動画やTikTokなどのSNSで、家の紹介動画をアップしていることも多くあります。

最後に、家づくりのテーマを決める際には、専門家の意見も聞くことをおすすめします。

家づくりは一生で一番大きな買い物です。

家づくりのテーマに悩んでいる方、不安などがある方はぜひ、お気軽に当社にご相談ください。

お客様が満足のいく家づくりのお手伝いをしていきます!

最後までお読みいただきありがとうございました!

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家づくりで最初に決めること

こんにちは!
EIWA HOMEの金浜です。

お盆も終わりましたが、まだまだ厳しい暑さが続きそうですね。
熱中症だけでなく、室内と屋外の温度差による体の不調にもお気をつけてお過ごしください。

皆さんの中には、「そろそろ、家づくりの事を考えようかな」と思っている方もいらっしゃることだと思います。
また、今から家づくりの事を始める方もいらっしゃれば、かなり進んでいる方もいることでしょう。

今回は、今から家づくりの事を始める方、もしくは、家づくりの迷宮に入ってしまっている方にオススメしたいお話です。

実は、家づくり勉強会に参加してくださった方からこんな声がありました。

「何からやったらいいのか分からない」

どんな家にするか?土地探しから?資金計画から?

家づくりって、最初に何から決めるべきなのか?

皆さんそれぞれの思いがあるのではないでしょうか?

答えは、
まずは、「資金計画」です。

家は一生で一番、大きな買い物です。

皆さんは、買い物をする時に財布や口座にいくら入っているか気にしないで買い物をすることってありますか?

実は、自分に合っていない住宅ローンを組んでしまったが為に住宅ローンを支払えずに家を手放してしまうお客さまが年間数千件いらっしゃいます。

まず、どんな家か、どんな土地かはイメージだけしておいて、その後、資金計画をきちんと立ててから、詳細を決めていくことをオススメします。

実際、資金計画のメインは、住宅ローン選びです。

住宅ローン選びは大変です。
なぜなら、住宅ローンの種類はネット銀行も含めると、5000種類以上あるからです。
ご自身で調べるのは大変だと思うので、よろしければ当店までご相談ください。

次に決めるのは、土地と思われる方が多いかと思いますが、

次に決めるのは、
実は、「プラン」です。

土地も無いのにプラン?って思われるかもしれませんが、皆さん、家づくりのきっかけって、なんでしたか?
思い出していただければと思います。

家が狭く感じるようになってきたので、もっと広い家に住みたい、
子どもたちが大きくなってきたから、理想の空間に住みたい、など
家に対することがきっかけになっていませんか?

土地を先に決めてしまうと、土地に合わせたプランや予算になってしまいます。
自分たちの住みたい家に合わせて土地を探した方が、土地探しで後悔したり、失敗したりすることが少なくなります。

ちなみに、プランは詳細ではなく、ある程度で大丈夫です。

つまり、家づくりは最初に、資金計画→プラン→土地の順番で進める事がオススメです。


これからの方は、ぜひ、参考にしてみてください。

迷宮入りになっている方は、一度、見直してみてください。

自分たちだけで見直しするのは不安という方もいらっしゃると思います。
当店では、お客さまと一緒に見直しもいたしますので、お気軽にご相談ください。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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坪単価ってそもそも何?

坪単価とはそもそも何なのか?

こんにちは、EIWA HOMEの小久保です。

注文住宅を考えはじめるとよく目にする「坪単価」という言葉。
これは何を意味しているのでしょうか?
坪単価とは、「建物の建築費を建物の延床面積で割った、1坪あたりの建築費」と言えます。
たとえば、建物の建築費が3000万円で、建物の延床面積が60坪だとしたら、3000÷60=50万円/坪となります。
つまり、延床面積1坪あたり50万円の建築費という意味になります。
さて、ここで問題なのが、上記の計算では建築費を延床面積で割った1坪あたりの金額を坪単価といいました。
ところがこの「坪単価」という言葉が厄介なのは、坪単価の計算をする際に「延床面積」で計算するのではなく、
「吹抜けやバルコニー、ポーチなどを含めた施工面積」で計算することもあるという点です。

ある建物を2つの見積りパターンで坪単価の計算をしてみます。
・見積りパターンA:建築費3000万円÷延床面積50坪=坪単価60万円
・見積りパターンB:建築費3000万円÷施工面積60坪(延床面積50坪+吹抜け3坪+バルコニー4坪+ポーチ3坪)=坪単価50万円

このようにある建物一つを見ても、坪単価の出し方が異なると、大きく金額が異なることになるのです。
さらに複雑なことに、坪単価に含まれる工事と含まれない工事は、ハウスメーカーや工務店各社でそれぞれ異なるということです。
「坪単価」を参考的に見ることは良いですが、坪単価だけで計算しても"家は建たない"ということを知っておく必要があります。

なぜこんなことが起きるのか?

それは「坪単価」という言葉に、"正式な定義が無い"からなのです。
だから、ハウスメーカーや工務店によって「坪単価」の計算の仕方が異なり、どの計算方法も「間違いではない」という点が、厄介なのです。

家は小さいほど坪単価は高くなる

注文住宅で家を建てるとなると、何もない状態では全く予算の目処が立たないので、建物の参考価格を知る上で、坪単価を参考にすることはいいと思います。
しかし、この坪単価は何坪の家を建てても同じなのでしょうか?

答えはNOです。

建物の本体価格を延床面積(または施工面積)で割った坪単価は、小さい家であるほど、高くなるケースが一般的です。
なぜかというと、キッチンやユニットバスなどの住宅設備機器にかかるコストは大きな家でも、小さな家でもかかるコストは同じだからです。
階段の数量や、玄関ドアの数なども家の大きさに関係なく一定数が必要になります。
小さな家であっても、キッチンやユニットバスなども水廻り、電気ガス水道などの基本的なインフラ設備は大きな家とは変わらないのです。

ですので、坪単価として計算しだすと、どうしても小さな家ほど坪単価は高くなり、大きな家ほど坪単価は小さくなるのが一般的です。
広告などでは「延床面積50坪以上の場合」など、なかなかむずかしい建物の延床面積を基準にした坪単価を広告表示するパターンが多く見られます。
坪単価の計算をする際に「延床面積」で計算するのではなく、「吹抜けやバルコニー、ポーチなどを含めた施工面積」で計算することもあれば、坪単価には家を完成させるための全ての工事費が含まれていないこともあります。

大事なことは、坪単価表記に隠れている事実を把握し理解することです。その上で、どのハウスメーカーや工務店に家づくりを依頼すべきなのかを選ぶことが重要です。

EIWA HOMEではいつでもご来店いただき家づくりをご相談いただけます。
注文住宅で家づくりをご検討の方、また土地探しから始められている方から、どのようなご質問・ご相談もお受けしておりますので、スタッフまでお問い合わせください。

家づくりアドバイザーの紹介は こちら