寒い季節を快適に過ごす!あたたかい家づくりのポイント

こんにちは!
EIWA HOMEの金浜です。

朝晩の冷え込みが強まり、冬の足音が近づいてきましたね。
おうちの中でも、「足元が冷える」「暖房をつけてもなかなか部屋が暖まらない」と感じることはありませんか?

実は、その"寒さ"の原因は、家の断熱性能気密性能に関係していることが多いんです。

そこで今回は、寒い季節を快適に過ごすための『あたたかい家づくりのポイント』をご紹介します。


■ "断熱性能"とは?
断熱性能」とは、家の中の熱を外に逃がさず、外の冷たい空気を中に伝えにくくする性能のことです。
この性能を高めることで、外気温に左右されにくく、お部屋のあたたかさを保つことができます。
断熱性能の高い家は、冬はもちろん、夏の冷房効率もアップします。
一年を通して快適に過ごせるだけでなく、光熱費の節約にもつながります。


■ "気密性能"であたたかさを逃がさない
断熱性能とセットで考えたいのが、「気密性能」です。
気密性能が低いと、せっかくあたためた空気がすき間から逃げてしまい、暖房効率が下がってしまいます。
すき間のない家づくりをすることで、あたたかさをしっかりキープできるだけでなく、外からの冷たい風や花粉、ホコリも入りにくくなります。


■ "窓"の工夫でさらに快適に
家の中で熱が逃げやすい場所のひとつが「」。
そのため、窓選びはとても重要なポイントです。
たとえば、樹脂サッシ+Low-E複層ガラス(熱を伝えにくい特殊なガラス)などの高性能な窓を採用することで、熱の出入りをぐっと抑えられます。
また、南側に大きな窓を設けて日差しを取り入れるなど、設計の工夫でも冬のあたたかさを上手に活かすことができます。


■ 快適さを追求する「スーパーウォール工法」
EIWA HOMEでは、高断熱・高気密を実現する「スーパーウォール工法」を採用しています。
この工法は、家全体を断熱材で包み込む"魔法瓶のような構造"で、室内の温度差が少なく、冬でも家じゅうが快適です。
さらに、計画換気システムによって、きれいな空気と心地よい温度をキープできるのも特長です。

SW工法 02_1 (ブログサイズ).jpg


■ まとめ:寒い季節を快適に過ごすために
寒い季節を快適に過ごすためには、断熱・気密・窓の3つのポイントをしっかり押さえることが大切です。
あたたかい家は、光熱費を抑えるだけでなく、小さなお子さまや高齢の方にもやさしい住まいです。
室内の温度差を解消することで、ヒートショックのリスクを減らし、毎日の家事や育児もより快適にしてくれます。

私たちは、スーパーウォール工法をはじめ、高い性能で一年中快適に過ごせる住まいづくりをご提案しています。

「家じゅうどこでも暖かい暮らし」にご興味のある方は、ぜひお気軽にご相談ください。


最後までお読みいただきありがとうございました!

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秋に感じる"木の家"の心地よさ

こんにちは!
EIWA HOMEの金浜です。

家に帰ってほっとひと息つくとき、木の香りやあたたかさに癒される――
そんな瞬間が増えてくるのが、この季節です。

今回は、秋だからこそ実感できる『木の家』の魅力についてご紹介します。


1. 秋こそ感じる「木の家」の心地よさ
無垢材の床を素足で歩いたときのやさしい感触や、木の梁に反射するやわらかな光。
自然素材の家は、五感を通して"ほっとできる時間"をつくり出します。
特に秋は、湿度や気温のバランスがよく、木の香りや質感をより感じやすい季節です。


2. 自然素材は、見た目だけでなく"機能"も優秀
自然素材の魅力は、見た目のあたたかさだけではありません。
たとえば無垢材には、湿気を吸ったり放出したりする性質があり、季節ごとの湿度変化をやわらげてくれます。
秋から冬にかけて空気が乾燥しやすい時期でも、ほどよい湿度を保ち、過ごしやすい空間をつくってくれるのが木の家の良さです。
「呼吸する素材」といわれる木には、人にやさしい自然の力があります。


3. 自然とつながる間取りで、四季を楽しむ暮らしを
大きな窓のあるリビングや、庭とつながるウッドデッキ。
そんな"外とつながる間取り"は、秋の季節をより豊かに感じさせてくれます。
紅葉を眺めながら家族で食卓を囲む時間、休日にデッキでコーヒーを楽しむひととき――
暮らしの中に「自然を感じる瞬間」があることで、毎日の生活に小さな幸せが増えていきます。


4. 地元の木で建てる、地域に寄り添う家づくり
地元の木を使って建てる家には、その土地の気候や風土に合った"自然な心地よさ"があります。
地元で育った木は、気温や湿度の変化にも強く、同じ地域で暮らす人々にとって最も馴染みやすい素材です。

さらに釜石市では、地元の木を使った家づくりを応援する「釜石市産木材利用拡大住宅支援事業補助金」という制度もあります。
新築住宅で釜石市産木材を5㎥以上使用すると、使用量に応じて20〜40万円の補助が受けられる制度です。
地域の木を選ぶことで、心地よさだけでなく、こうした支援制度を活用できるのも魅力のひとつですね。
(詳しくは釜石市公式サイトをご確認ください)


まとめ~自然を感じる暮らしを~
自然素材に包まれた家は、季節の変化をやさしく感じさせ、心にゆとりをもたらしてくれます。
秋の澄んだ空気の中で、"自然とともにある家"を、ゆっくり思い描いてみてはいかがでしょうか。


最後までお読みいただきありがとうございました!

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秋の衣替えに役立つ!クローゼット整理術と収納アイデア

こんにちは!
EIWA HOMEの金浜です。

朝晩の冷え込みに「そろそろ衣替えかな」と感じる季節になりましたね。
季節の変わり目である秋は、クローゼットを見直す絶好のタイミングです!

今回は、秋の衣替えに役立つ『クローゼットの整理術と収納アイデア』をご紹介いたします!
家づくりで「大容量のクローゼット」をご検討中の方にも、きっとヒントになると思いますので、ぜひ最後までご覧ください。


1. 衣替えは"断捨離"から
まずは、クローゼットの中身を一度すべて出してみましょう。
1年以上着ていない服や、サイズが合わない服は手放すチャンスです。
お気に入りだけが並ぶクローゼットは、次の衣替えもラクになります。


2. 収納アイテムを上手に活用
・衣類圧縮袋
夏物などの軽い衣類は、圧縮袋でコンパクトに。
クローゼットの上段や奥に収納することで、秋冬服のメインスペースを確保できます。

・ラベル付き収納ボックス
オフシーズンのアイテムはボックスにまとめて、クローゼットの下段やベッド下に収納できると便利です。
ラベルを付けておくと分かりやすいのでおすすめです。


3. 毎日の時短になる工夫
毎日使うクローゼットは、「探さない仕組み」を作るのが大切です。
ちょっとした工夫で、朝の準備がグンと楽になります。

・グルーピング収納
ジャケット、コート、セーターなど、アイテムを種類ごとにまとめると、取り出しやすくなります。
また、「仕事用」「オフ用」でざっくりエリア分けするのも時短になります。

・季節の変わり目アイテムを手前に
薄手のカーディガンや秋用のジャケットなどは、クローゼットの中央や手前に配置し、すぐ取り出せるようにしましょう。


4. 気分が上がる"見せる収納"
秋のファッションはカラーパレットが豊富なので、色合いを意識してディスプレイ感覚で収納するのも一つのアイデアです。
お気に入りの帽子やバッグは、ウォールシェルフおしゃれなフックを使って「見せる収納」に。
お部屋の季節感を演出でき、インテリアのアクセントにもなります。


5. アクセサリー・小物の収納アイデア
マフラーや手袋、アクセサリーといった小物は迷子になりやすいので「定位置」を作るのがポイントです。

・引き出しや仕切りを活用
秋冬小物は、引き出しや仕切りを使って整理整頓。
アクセサリーケースなどを使い、見やすく収納すると便利です。

・専用ハンガーでスッキリ
バッグやストールは専用ハンガーを使うと、クローゼット内がすっきりし、使いやすくなります。

・デッドスペースの活用
クローゼット内の上部や側面などのデッドスペースには、フックを取り付け、
帽子やシューズを収納して縦の空間を有効活用しましょう。

6. 秋冬服を長持ちさせるケア
湿気が多い秋は、クローゼット内も注意が必要です。

・湿気&虫対策
クローゼットに除湿剤・防虫剤を入れて、カビや虫食い対策をしましょう。
定期的に入れ替えるのも大切です。

・衣類を傷めない収納の工夫
ニットやウール製品は畳んで収納し、型崩れを防ぎましょう。
お気に入りの洋服を長く大切にできます。


まとめ
効率的な衣替えのコツは「整理整頓」と「収納の工夫」です。
使いやすいクローゼットに整えることで、毎日の暮らしが快適になり、秋のおしゃれももっと楽しめます。

また、家づくりやリフォームを検討される方は、布団や季節家電をしまえるスペースも一緒に考えておくと安心です。
廊下の「分散収納」や、クローゼットの「上部奥行き」の活用などを工夫することで、暮らしやすさが格段にアップします。

ぜひ今回のアイデアを、衣替えや家づくりの参考にしてみてくださいね。
すっきり整ったクローゼットで、秋の毎日をもっと快適に過ごしましょう。


最後までお読みいただきありがとうございました!

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注文住宅の土地探しで注意すべき5つの"落とし穴"

こんにちは!
EIWA HOMEの金浜です。

注文住宅を考え始めたとき、多くの方が最初に悩むのが 「土地探し」 です。

「学校や職場へのアクセスが良いから」「価格が手頃だから」といった理由で土地を決めたものの、「もっと調べておけばよかった...」と購入後に後悔するケースも少なくありません。

特に近年は、豪雨や台風、地震など自然災害が増えています。
土地の安全性を見落とすと、毎日の安心な暮らしに大きな影響が出てしまうこともあります。

後悔しないためには表面的な条件だけでなく、「暮らしの目線」での確認が欠かせません。

そこで今回は、『土地探しで注意すべき5つの"落とし穴"』をご紹介します。


■ 土地探しで注意したい"落とし穴" 5つ
1. ハザードマップを確認せず購入してしまう
ハザードマップ_ブログ掲載用.png洪水や土砂災害の危険性は、市区町村が公開する「ハザードマップ」で簡単に確認できます。
災害リスクのある土地は、将来的に保険料や維持費が高くなる可能性も。
必ず購入前に確認しましょう!

2. 地盤調査を軽視する
地盤が軟弱な場合、建物を支えるために「地盤改良工事」が必要になります。
数十万~数百万円の追加費用が発生することもあり、予算を大きく圧迫する可能性があります。

3. 浸水対策を想定していない
豪雨や台風で床上浸水の危険がある土地も存在します。
こうした土地でも、建築時に床の高さを上げる「高基礎」や、水はけを良くする「排水計画」を取り入れることで、浸水被害を軽減できます。

4. 将来の周辺環境の変化を見落とす
今現在、周りに何もない土地でも、再開発や道路計画によって、数年後には周囲の環境や住み心地が大きく変わることがあります。
役所や不動産会社で事前に情報収集しておくことが安心につながります。

5. 建てたい家と土地の条件が合っていない
「日当たりを確保したいのに隣家が近い」「庭を作りたいのに敷地が狭い」など、家の計画と土地の条件が合っていないと、暮らし始めてからミスマッチを感じてしまいます。
土地の形や広さ、方角などが、建てたい家のプランに合っているかをしっかりと検討しましょう。


■ 土地と建物をセットで考えることが大切
土地選びで後悔しないためには、土地単体で考えるのではなく、建てたい家のイメージやライフスタイルと一緒に検討することが重要です。

たとえば...
・日当たり・風通しを考慮した間取りや窓の配置
・浸水や地震対策を取り入れた建物設計
・家族構成や将来設計に合った敷地の広さや形

こうした視点を持つことで、土地と建物がしっかりかみ合い、暮らしやすい住まいにつながります。

工務店に相談することで、土地の安全性診断や家との相性まで含めたトータルなアドバイスが受けられます。


■ まとめ:落とし穴を避けて安心の土地を手に入れるには
土地探しイメージ_ブログ掲載用.png
土地探しは、「価格」や「立地条件」だけでなく、「安全性」や「家との相性」まで考えて選ぶことが大切です。
ハザードマップの確認や地盤調査をしっかり行い、"将来も安心して暮らせる土地"を選びましょう。

「土地選びから一緒にサポートしてほしい」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。


最後までお読みいただきありがとうございました!

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暮らしの質を高める"音と住まい"の関係

こんにちは!
EIWA HOMEの金浜です。


在宅ワーク中のオンライン会議、走り回る子どもの足音、深夜に響くテレビの音...

家で過ごす時間が増えた今、こうした「生活音」がストレスになることはありませんか?

毎日の暮らしと"音"は切っても切れない関係です。

そこで今回は、"暮らしの快適性"に直結する「音と住まい」の関係についてご紹介します。


■ 実は多い?「音のストレス」がある暮らし
家で過ごす時間が長くなった今、「音」に関するお悩みやご要望が増えています。
お客様からよくいただくお悩みをいくつかご紹介します。

リビングのテレビの音が他の部屋まで響く
テレワーク中に子どもの声や家事音が気になる
ペットの鳴き声や足音が響く
階上・階下の足音や生活音で神経質になる
夜勤のある家族がゆっくり眠れない

一見"些細な音"でも、毎日のこととなるとストレスに。
在宅時間が増えたことで、これまで気に留めなかった音が気になるようになった、という声も多く聞かれます。


■ 家づくりでできる"音対策"
実は、音の問題は家づくりの段階で工夫することで大きく改善できます。

① 間取りで「音の交差」を避ける
・リビングと寝室の距離をとる
・水まわりとワークスペースを離す
など
生活音が重ならないレイアウトに。

② 吸音・遮音性のある素材を選ぶ
壁材・床材・カーテン・ドアなどに吸音性能のある素材を使用することで、「響き」を抑えることができます。

③ 床下・天井の構造で"上下階の音"対策を
特に二世帯住宅や子育て世帯では、フローリング下地の防振対策も重要なポイントです。
設計+素材の工夫で、音によるストレスは大幅に減らせます!


■ "音の快適性"は、暮らしの質を上げるカギ
音のストレスが減ると...

・集中しやすい
・よく眠れる
・リラックスできる

家の中での幸福感がぐんとアップします。

さらに、「防音対策された家」は、リモートワークや二世帯同居にも柔軟に対応できる家に。
ライフスタイルの変化を見据えた家づくりには、「音の視点」も欠かせません。


快適な住まいづくりに欠かせないのは、デザインや収納だけではありません。
実は「音」も、暮らしやすさを大きく左右する大事なポイントなんです。

音の感じ方は人それぞれ。
だからこそ、丁寧なヒアリングとご提案が大切です。

ちょっとしたお悩みも、住まいづくりで解決できることがあります。
「音が気になるな...」と感じたときは、今日のブログを思い出してもらえたらうれしいです。


最後までお読みいただきありがとうございました!

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電気代を抑えて涼しく暮らす!自然の力を活かした家づくりのポイント

こんにちは!
EIWA HOMEの金浜です。

30℃を超える厳しい暑さが続いていますね。
体調管理に気をつけてお過ごしください。

室内でも熱中症のリスクが高まるこの季節、エアコンは欠かせない存在になっています。

でも一方で、
「電気代が気になる...」
「できればエアコンに頼りすぎたくない...」
という声もよく聞かれます。

実は、"エアコンに頼りすぎずに快適な涼しさ"を実現することができるんです!

今回は、『電気代を抑えて涼しく暮らす!自然の力を活かした家づくりのポイント』についてご紹介します。


■ 自然の力を活かす「パッシブデザイン」って?
パッシブデザイン」という言葉を聞いたことはありますか?
これは、太陽の光や風、熱といった自然のエネルギーを上手に取り入れて、心地よい室内環境をつくる設計手法です。

たとえば...
・夏の強い日差しを遮る「庇(ひさし)」や「軒」
・風の通り道を考えた窓の配置
・断熱性能の高い建材で"外の熱を入れず、室内の涼しさを保つ"

こういった工夫で冷房効率がアップし、涼しさを長時間キープできるようになります。


■ 家の中に熱をためない工夫がカギ!
家の中が暑くなる大きな要因は、屋根や壁から入る熱です。
特に夏の屋根は、日差しを直接浴びることで表面温度が60~70℃にも達することがあります。
その熱が、時間をかけて室内に伝わり、気温上昇の原因となります。

そこで有効なのが、次のような対策です。
・屋根や壁に高性能な断熱材を使う
通気層(空気の通り道)をつくることで熱を逃がす

さらに、窓まわりの対策も大切です。

窓は熱の出入りが最も多い場所。
そこで注目されているのが、
遮熱性能の高い窓ガラス
外付けブラインドやすだれ
などの工夫です。


■ 冷房効率アップ=省エネにもつながる!
家の性能を高めることで、エアコンの効きが格段に良くなり、省エネ効果もアップします。
たとえば、同じ室温設定でも、断熱性の高い家なら冷気が逃げにくいため、少ない電力で快適さをキープすることが可能です。
外気との温度差が少ないと、体への負担も少なくなり、快適さが長続きするのも嬉しいポイントですね。


■ 暮らしの工夫で「体感温度」も変わる!
家の性能だけでなく、ちょっとしたインテリアや暮らしの工夫も夏の快適性アップにつながります。

たとえば...
天然素材の内装(漆喰や無垢材など)で、さらっとした空間に
・家具の配置を工夫して、風通しのよいレイアウト
グリーンカーテンやすだれで直射日光をやわらげる

こうした工夫は、コストをかけずに手軽に取り入れられるのでおすすめです。


■ まとめ:快適な夏は、家づくりから始まる!
エアコンをフル稼働しなくても、自然の力を活かして涼しく暮らせる家は、設計次第で実現できます

これから家づくりを検討されている方は、"性能"だけでなく、「どんな暮らしをしたいか」という視点で考えてみるのもおすすめです。

暑さに負けない住まいづくり、私たちと一緒に考えてみませんか?
お気軽にご相談ください。


最後までお読みいただきありがとうございました!

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知っておきたい!湿気に悩まない家づくりの3つのポイント

こんにちは!
EIWA HOMEの金浜です。

6月も半ばに入り、梅雨が近づいてきましたね。

この時期、「部屋がなんとなくジメジメする」「洗濯物が乾きにくい...」といった湿気のお悩みが増えてくる方も多いのではないでしょうか?

実は、家づくりの段階で湿気対策をしっかり考えておくと、毎日の暮らしはぐっと快適になります!

今回は、これから家づくりを考えている方に向けて、『湿気に悩まない家づくりの3つのポイント』をご紹介します。


◆ 空気の流れを意識した間取りづくり
湿気がこもらない家にするためには、風の通り道=通風計画がとても重要です。

たとえば、
・南北に窓を配置して、風が抜けやすい設計にする
・吹き抜けや階段ホールを活かして、空気が上下に流れるようにする
・ウォークインクローゼットや脱衣室にも小窓を設け、こもりやすい湿気を逃がす

こうした工夫で、自然の風だけでも湿気対策ができる家になります。


◆ 調湿効果のある素材を選ぶ
LIXIL エコカラットプラス サンティエ_ブログ用.png
室内の湿度を調整してくれる「調湿素材」も、湿気対策におすすめです。

たとえば、
・エコカラット(LIXIL)
湿気やニオイを吸収してくれる壁材
・漆喰や珪藻土の塗り壁
自然素材で、調湿・消臭効果がある
・無垢材フローリング
木材が湿気を吸収したり放出したりして、室内の湿度を調整する

最近は、デザイン性の高い調湿建材も多く、インテリアの好みに合わせて選べるのも嬉しいポイントです。


◆ 換気・断熱・気密のバランスが大事!
実は、「換気・断熱・気密」のバランスも、湿気対策には欠かせない重要なポイントです。

たとえば、室内と外の温度差が大きいと、空気中の湿気が冷たい面で結露しやすくなります。
この結露がカビやダニの原因になってしまうことも。

そのため、断熱性と気密性をしっかり高めることで温度差を減らし、適切な換気で湿気を外へ逃がすことが、快適な室内環境づくりには大切です。
見えにくい部分ではありますが、こうした住宅の性能が「暮らしやすさ」に直結するポイントになります。


梅雨や夏のジメジメ対策、家づくりから考えてみませんか?
湿気が気になる今こそ、「暮らしの快適さ」を左右する湿気対策を考える絶好のタイミングです。
これから家づくりをスタートする方は、ぜひ今回のポイントをヒントにしてみてくださいね!


最後までお読みいただきありがとうございました!

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後悔しないためのコンセント計画のコツ

こんにちは!
EIWA HOMEの金浜です。


「ここにコンセントがあれば...」

これは、新築やリフォーム後のお客さまからよく聞く言葉です。
実は、家づくり後悔ランキングでも常に上位に入るのが、「コンセントの位置と数」

暮らしの満足度を大きく左右するポイントなのに、間取りや設備の話に意識が向いてしまい、コンセントの打ち合わせは後回しになってしまうことも少なくありません。


でも、"コンセント計画"こそ、暮らしやすさを左右するカギなんです!


今回は、『後悔しないためのコンセント計画のコツ』をご紹介します。

家づくりを考えている方は、ぜひ最後までご覧ください!


■ よくある「コンセントの後悔」5選
まずは、実際に住み始めてからよく聞く"あるある後悔"をご紹介します。
皆さんもこんな経験、ありませんか?

・掃除機のコードが届かない
・家電の場所が決まらず、延長コードだらけに
・キッチンのコンセントが足りなくて、家電が使いづらい
・ダイニングでホットプレートを使いたいのにコンセントがない!
・ベッド脇にコンセントがなくて、寝る前のスマホの充電が不便

これらのほとんどは、事前のちょっとした確認と工夫で防げるものばかりです。


■ 打ち合わせで意識したい2つのポイント
① 家電の「使う場所・種類・数」をリストアップ!
自分たちが「どこで」「何を」「何個使うか」エリアごとに整理してみましょう。
必要な場所に、必要な数のコンセントを配置しやすくなります。

たとえば、

・キッチン周り
炊飯器、電子レンジ、トースター、電気ケトル、コーヒーメーカー、ミキサー など
複数の家電を同時に使う可能性もあるので要注意!

・リビング
テレビ、ゲーム機、Wi-Fiルーター、スマホ充電器、加湿器 など
配線が目立たないよう、家具の配置とセットで考えることをオススメします。

・寝室や個室
スマホ充電器、読書灯、ドライヤー、ヘアアイロン など
朝の支度や寝る前のルーティンを意識した配置がポイントです。

・掃除家電
キャニスター掃除機、コードレス掃除機、お掃除ロボット(ルンバ等) など
キャニスター掃除機は、コードが届きやすい位置をイメージしましょう。
また、お掃除ロボットやコードレス掃除機は、充電位置も忘れずに想定しましょう!
収納場所も一緒に考えておくと◎

さらに、コンセントの「高さ」にも注目しましょう。
床付近だけでなく、カウンター上や腰の高さなど、使い勝手を意識して設置すると、暮らしやすさがグンとアップします。

ブログ コンセント計画.png

② 将来の「ライフスタイルの変化」も想定
今の暮らしだけでなく、5年後・10年後の生活も見据えて計画しましょう。

例:
・子どもが成長したら、学習机やパソコンスペースが必要になるかも?
・在宅ワークでワークスペースが必要になるかも?
・ウッドデッキや物置など、屋外で電動工具や照明を使いたいシーンが出てくるかも?

ライフスタイルは必ず変化していきます。
将来の変化を見越した"ちょっとした余裕"の設計が、後々の「やっておけばよかった...」を減らすポイントです。


■ 打ち合わせでは「使うシーン」を共有しましょう!
工務店や設計士との打ち合わせでは、図面だけでなく「日々の暮らし方」をできるだけ具体的に伝えることが大切です。

たとえば、

「炊飯器と電気ケトルを並べて使いたいから、キッチンカウンターに2口ほしい」
「寝室のベッド脇でスマホを充電したい」
「ルンバの充電スペースを収納の中に隠したい」

こうした"暮らしのリアル"を伝えることで、より快適な家づくりにつながります。


■ まとめ:後悔しない家づくりには「暮らしのイメージ」が必須!
コンセントの後悔は、実際に住んでから気づくことがほとんど

私自身も、新築に住んでから「ここにあればよかったのに...」と思ったことがたくさんあります。
掃除中に「この場所にあれば...」と感じたり、キッチンでハンドミキサーなどを使うたびに「シンク側にもコンセントが欲しかった」と感じたり...。

だからこそ、実際の暮らしをイメージしながらコンセント計画を考えることがとても大切です

わからないことや不安な点があれば、どんな小さなことでもお気軽にプロにご相談ください。


最後までお読みいただきありがとうございました!

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実は違う?ベランダ・バルコニー・テラスの使い方と違い

こんにちは!
EIWA HOMEの金浜です。

最近は在宅ワークの普及やライフスタイルの変化により、おうち時間が増え、「住まいの快適さ」を見直す方が増えています。

室内の模様替えや家具の見直しだけでなく、ベランダやバルコニー、テラスといった「外の空間」を活用しようという動きも広がっていて、実際にDIYにチャレンジする方も増えてきました。

皆さんは、「ベランダ」・「バルコニー」・「テラス」の違いをご存じでしょうか?

実は、それぞれ構造や用途に違いがあります。

そこで今回は、『ベランダ・バルコニー・テラスの違い』についてお話します。


ベランダ
ベランダは、一般的に2階以上の外壁から張り出した、屋根のあるペースを指します。
雨や直射日光を防ぐことができるので、洗濯物を干したり、日差しを避けながら過ごすのに適しています。
マンションなど、上下階が同じ間取りの場合に多く見られます。


バルコニー
バルコニーは、ベランダと同じく2階以上にあるスペースですが、屋根がなく開放感があるのが特徴です。
ガーデンチェアを置いて、外の風を感じながらゆったり過ごしたり、外リビングのような使い方に向いています。


テラス
テラスは、一般的に1階の室内と庭の一部がつながるように、地面より一段高く作られた屋外スペースを指します。
庭とつながりが感じられるのが魅力で、リビングとつながっていることが多いです。
アウトドアダイニングやBBQスペースとして活用する方も多いです。


このように、ベランダ・バルコニー・テラスの違いは
・屋根があるかどうか
・どの位置にあるか
・構造の違い
などで分けられています。

ちなみに、「ベランダ」というと少しレトロなイメージを持つ方もいるかもしれませんが、実は海外では、高級リゾートホテルなどの室外空間に「Veranda(ベランダ)」と名付けていることが多く、その響きにラグジュアリーなイメージを感じている人も少なくありません。

日本では、「バルコニー」や「テラス」の方が新しくておしゃれというイメージを持たれがちですが、本来の意味や使い方を知ることで、自分の暮らし方に合った空間づくりのヒントになるかもしれません。

家づくりやリフォームを考えるとき、こうした違いを意識して間取りを見ると、より具体的に"自分たちのライフスタイルに合った住まい"をイメージしやすくなるでしょう。

EIWA HOMEでは、お客様のライフスタイルに寄り添ったご提案を大切にしています。
「外の空間をもっと活用したい」「家時間を充実させたい」といったお悩みやご希望がありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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家族構成に合わせた収納プラン

こんにちは!
EIWA HOMEの金浜です。

家づくりを進める中で、収納スペースをどのくらい確保するかは悩みどころですよね。

しかし、いざ住んでみると、「収納が足りない...」と感じることも少なくありません。
逆に、収納スペースを作りすぎて使い切れなかったり、家具を置くスペースが狭くなってしまったりすることもあります。

収納の後悔を防ぐためには、家族構成やライフスタイルに合わせた収納計画が大切です。

特に、子育て世代は成長とともに変化する持ち物に対応できる工夫が求められます。

そこで今回は、新築やリフォームを考えている方に向けて、家族の人数やライフスタイルに合わせた最適な収納プランをご紹介します!

ぜひ、家づくりの参考にしてみてください。


子育て世帯向け:使いやすさと安全性を重視
子どもの成長に合わせて柔軟に対応できる収納が大切です。

・玄関収納
ベビーカーや外遊び用のおもちゃ、ランドセルなどをまとめて収納できる広めのシューズクロークを設けると便利です。

・リビング収納
おもちゃ・絵本・学校用品などを整理しやすい可動棚付きの収納を取り入れ、子どもが自分でお片付けがしやすい高さにするとスムーズに片付きます。

・キッチン収納
大容量のパントリーを確保すると、まとめ買いも安心です。
子どものおやつ専用スペースを作るのもおすすめです。

・洗面脱衣所
タオルや着替え、オムツなどのストック品をまとめて収納できる棚を設けると、使い勝手が良くなります。

・子ども部屋
成長に合わせて間取りを変更できる可動式収納や、壁面収納でスペースを有効活用しましょう。


二世帯住宅向け:共有と独立のバランスを考える
生活スペースを分けながら、共用部分は効率的に収納できる設計が理想です。

・玄関収納
靴や傘の量が多くなりがちなので、ファミリー用と祖父母用で分けた収納を設置するとスッキリします。

・キッチン収納
二世帯で使う場合は、調味料や食器を世帯ごとに分けて収納できるスペースを用意すると使いやすくなります。

・リビング収納
共用部分には、掃除用具や季節の飾り物など、全員が使うものを収納できる棚を設置するのが便利です。

・個別の収納
祖父母世帯の部屋には、仏壇や趣味の道具などを置ける専用スペースを確保することで、必要な物をすぐに取り出すことができ、使い勝手が良くなります。

・屋外収納
季節家電やガーデニング用品を収納できる外部収納庫があると便利です。


夫婦2人暮らし向け:コンパクトでも快適に
必要なものだけをスッキリと収納できる、シンプルで効率的な収納計画を考えましょう。

・玄関収納
靴だけでなく、傘やアウトドア用品も収納できる土間収納が人気です。

・リビング収納
趣味の本や雑貨を飾れるオープン棚や、隠せる収納スペースを組み合わせて活用することで、スッキリとした空間を作れます。

・キッチン収納
コンパクトでも使いやすい壁面収納や吊戸棚を活用することで、限られたキッチンスペースを有効活用できます。

・寝室収納
夫婦それぞれの収納スペースを確保し、ウォークインクローゼットや造作棚を活用すると便利です。

・趣味用スペース
書斎や趣味部屋として使える小さな個室に、専用収納を設けることで、より充実した空間を作ることができます。


~収納計画で意識したい3つのポイント~
1.「使う場所にしまう」を意識する
動線を考えた収納設計で家事効率もアップします。

2.「隠す」と「見せる」を使い分ける
生活感を出したくない場所は扉付き収納を活用しましょう。

3. 将来のライフスタイル変化にも対応できる
子どもの独立や老後など、ライフステージに応じた可変性も考慮しましょう。


家族構成に合わせた収納プランを考えることで、暮らしがもっと快適になります。
新築やリフォームを検討中の方は、ぜひ自分たちのライフスタイルに合った収納を計画してみてくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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暮らしに合わせて選ぶ畳

こんにちは!
EIWA HOMEの金浜です。

畳のサイズや種類は、暮らしに合わせて選ぶことができるのをご存じですか?

今回は、暮らしに合わせた畳の選び方についてご紹介します。

畳のサイズ基準
家づくりの打ち合わせの中で、「メーターモジュール」「尺モジュール」という言葉が出てくることがあります。
これらの言葉は、畳の基準となるサイズ規格に関係しています。

・メーターモジュールとは?
メーターモジュールとは、家を建てる時に1つの区切りを1m(1000mm)にし、1グリッドを1m×1mとしている規格のことです。

・尺モジュールとは?
尺モジュールとは、日本古来の尺貫法を基にしています。
1つの区切りを3尺(910mm)とし、1グリッドを910mm×910mmとしている規格のことです。

ちなみに、日本人の平均的な肩幅は1尺5寸(45.5cm)と言われていて、廊下で人がすれ違う場合には、二人分の3尺(91cm)が必要といわれています。
そのため、一般的には畳の短い方の1辺を3尺(91cm)とすることが多いです。
また、長い方の1辺は畳を組み合わせやすくするために、倍の6尺(182cm)を基準とすることが一般的です。

人の体のサイズと畳のサイズを比較してみると、人が座るのに必要なサイズが半畳、寝転がるのに必要なサイズが1畳、両手足を広げて寝転がるのに必要なサイズが2畳(1坪)となります。


畳の地域別サイズと特徴
実は、畳のサイズには様々な種類があり、地域によって異なります。

・東日本(主に関東・東北):江戸間(88cm×176cm)
→ 比較的コンパクトなサイズ
・中部地方(愛知県周辺):中京間(91cm×182cm)
→ 江戸間より少し大きめ
・西日本(関西・九州など):京間(95.5cm×191cm)
→ ゆったりとしたサイズ

間取りの考え方にも地域よる違いがあり、大きく分けて「畳割」と「柱割り」の2つの考え方があります。

・畳割とは?
京間や中京間では、畳を並べた寸法に合わせ、その外側に柱を立てます。
この畳を基準にする方法を「畳割」と呼びます。
柱の中心から柱の中心までの距離は、畳+柱1本分となるため、ふすまや障子も規格化され、使いまわしが可能になります。

・柱割りとは?
江戸間では、畳ではなく柱と柱の間の距離を基準にします。
そのため、使う畳の枚数が違う10畳間と6畳間では畳の寸法が異なり、畳の使いまわしはできません。

しかし、柱割りでは柱の太さにとらわれず施工がしやすいため、工期が短縮できるというメリットがあります。
そのため、火事の多かった江戸で使われ始めたといわれています。

こうした利便性の高さ、そして近年では和室の減少もあり、現在ではこの柱割りの方法が多くなっているようです。


暮らしに合わせた畳の活用法
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最近では、縁(ふち)のない半畳の琉球畳を取り入れる方も増えています。
和室がなくても、リビングの一角に敷くだけで、畳のある落ち着いた空間を作ることができるため、人気が高まっています。

また、小上がりスペースを設けたり、ちょっとしたくつろぎの空間を作ったり、畳ならではの活用法も楽しめます。

さらに、畳の素材や色、厚みを選ぶことで、住まいの雰囲気やライフスタイルに合った快適な空間をつくることができます。

畳の選び方には、地域や暮らしに合わせた工夫がたくさんあります。
畳の特徴を活かした空間づくりを、ぜひ暮らしに取り入れてみてください。


最後までお読みいただきありがとうございました!

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冬でも換気は止めないで!24時間換気の必要な理由

こんにちは!
EIWA HOMEの金浜です。

冷え込みが厳しくなり、暖房をつけたり、こたつを出したりと、お家の中を少しでも暖かくしたくなる季節ですね。

でもふと、お家の中にある24時間換気が「なんだか寒いな...」と感じたことはありませんか?

実は、24時間換気は住まいの環境を守るためにとても大切な仕組みです。
そのため、寒い時期だからといって、気軽に運転を停止するのはおすすめできません。

今回は、24時間換気の必要性についてお話します。


24時間換気システムとは?
24時間換気システムとは、居住空間の空気を強制的に室外の空気と入れ替える換気設備のことです。

日本の住宅は、以前は気密性が低い造りでしたが、近年は住宅性能が向上し、暑さや寒さ対策のために気密性が高まっています。

しかし、技術が進み、私たちが化学物質を含むものを多く使うようになったことによって、建材や家具から発生する化学物質や、生活の中で生じるチリやホコリ等を原因とした「シックハウス症候群」という健康被害が問題になっていました。
その原因の一つが、換気性能が十分でなかったことです。

この問題を解決するため、2003年の建築基準法改正により、すべての住宅に24時間換気システムの設置が義務化されました。
これにより、1時間に居住空間の半分の空気を入れ替えることが基準とされています。

24時間換気システムにより計画換気を行うことで、汚れた空気を排出し、新鮮な空気を取り込み、シックハウス症候群などを防ぐことを目的としています。


24時間換気を止めるとどうなる?
寒い時期などは、もしかすると給気口から入ってきた空気によって風の流れができ、寒さを感じることがあるかもしれません。
しかし、だからといって、24時間換気を止めるのは良くありません。

24時間換気とは、その名の通り24時間換気をしなくてはいけません。

万が一、24時間換気を止めてしまうと、室内に入った空気が排出されず、空気に含まれた湿気や汚れ、ホコリなどが室内に溜まってしまいます。

その結果、
・結露やカビの発生
・カビをエサとするダニの増加
・アレルギーの原因になる
といった問題が発生しやすくなります。

だからこそ、24時間換気は寒い時期でもしっかり稼働させることが大切です。


24時間換気で寒さを感じるときの対策
もし、24時間換気で寒いと感じる場合は、止めるのではなく、次のような対策を取り入れてみるのがおすすめです。

・給気口に専用のカバーやフィルターをつける
・サーキュレーター等を利用して、暖房で暖めた空気を循環させる
・給気口の給気量を調節する

自身や家族の健康、また、住まいの劣化を防ぐためにも、24時間換気で常に新鮮な空気を取り入れることが大切です!

快適な住環境を保ちながら、健康的に過ごしていきましょう。


最後までお読みいただきありがとうございました!

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空き巣被害を防ぐ!家づくりに取り入れたい『防犯対策』

こんにちは!
EIWA HOMEの金浜です。

最近、空き巣被害が増加しており、家の防犯対策の重要性が一層高まっています。
そこで今回は、家づくりに取り入れたい防犯対策』についてご紹介いたします。

安全な住まいづくりは、家づくりの大切なステップの一つです。
窓ガラスの強化や植栽、砂利、照明の工夫で、家族が安心して暮らせる住まいづくりをしましょう。

ぜひ、参考にしてみてください!


~家の防犯対策~
1.「防犯ガラス」で窓からの侵入を防ぐ
泥棒の多くは窓から侵入すると言われています。
「防犯ガラス」は通常のガラスに比べて割れにくく、泥棒が侵入しようとしても簡単には割れないため、高い防犯効果を発揮します。
また、見た目にも通常のガラスと変わらないため、外観に配慮しながら防犯対策ができます。
特に、1階部分やバルコニーに面した窓は狙われやすいので、こうした窓には防犯ガラスの導入を検討してみましょう。
窓を割って侵入を試みる空き巣.png

2.「低い植栽」で不審者を見逃さない!
庭や家の周りに植栽をする際は、不審者が隠れるスペースを減らすために「低い植物」を選びましょう。
家全体が外から見えるように植栽を工夫ことで、不審者が隠れにくくなります。
また、近隣住民や通行人の視線が届きやすい環境づくりも、効果的な防犯対策になります。

3.「防犯砂利」で侵入者の足音を目立たせる
砂利を敷く時は、庭や玄関周辺には「防犯砂利」を使うのがオススメです。
防犯砂利は、踏むと大きな音が鳴るため、不審者の足音が目立ちます。
この音が侵入者に心理的プレッシャーを与え、侵入を防ぐ効果があります。
防犯砂利で空き巣対策.png

4.「センサーライト」で侵入者を威嚇する
暗くなった家の周囲は、侵入者にとって行動しやすい環境です。
「センサーライト」を効果的に配置することで、侵入者に対する威嚇効果を高められます。
センサーライトは、人の動きを感知する「人感センサー」や、暗くなると自動で点灯する「明暗センサー」を備えたものがあり、防犯性が向上します。
特に、白色や青白い光はより明るく感じられ、防犯効果が高いとされています。
また、庭園灯など、防犯目的であることを意識させないデザインの照明を選ぶことで、景観にも配慮できます。


家づくりの段階で防犯対策を計画的に取り入れることで、後から追加工事をする必要がなく、コスト面でも効率的です。

家の防犯対策』については、昨年もご紹介しましたが、その後も防犯技術や対策は進化しています。
今回は、さらに具体的な対策として、窓ガラスの強化や植栽の工夫など、実践的な方法をご紹介しました。

以前の記事も合わせてご覧いただけると、より深く、家の防犯対策について理解できると思います。
さらに詳しく『家の防犯対策』について知りたい方は、こちらの記事もチェックしてみてください。
【建てる前に知っておきたい!家の防犯対策】は こちら


エイワホームでは、家族が安心して暮らせる家づくりをお手伝いしています。
ぜひ一度ご相談ください。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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暖かい家を作るために必要な『断熱性能』とは?

こんにちは!
EIWA HOMEの金浜です。

寒さが厳しくなってくるこの季節、家の中で過ごす時間がますます大切に感じられますね。

家を建てる際に重視されるポイントはたくさんありますが、近年では「住み心地」がさらに大切にされているようです。

「住み心地」と一口に言っても、その要素は様々です。
例えば、
・生活動線が考えられている
・収納が豊富で便利
・ライフスタイルの変化に対応できる
・自分好みのデザイン
・快適な屋内環境
などなど...

この中から今回は、「屋内環境」を快適にする方法についてご紹介します。

どんなに見た目のきれいな建材や設備を使っても、夏は暑く冬は寒い環境では、住みやすい家とは言えません。
暑さ寒さ、湿気や乾燥などを防ぎ、快適な環境を作るための大切な要素が断熱性能です。

断熱性能とは?
「断熱」とは、文字通り「熱を断つ」ことを意味します。
断熱性能の低い住宅では、夏は外の熱気が家の中に侵入し、冷房の効きが悪く、冬は暖房で暖めた空気が壁や窓などの開口部から外に逃げてしまうため、「夏は暑く、冬は寒い家」になってしまいます。

しかし、断熱性能を高めることで、外気の影響を受けにくくなり、少ない冷暖房エネルギーで快適な室内温度を維持できます。

また、外気の影響を受けにくいということは、窓際や廊下などとの温度差が少なくなり、家の中の移動が寒くて辛いといったことも減ります。


断熱性能を高めるメリット
断熱性能を高めることには、たくさんのメリットがあります。
・冷暖房費が安くなる
・健康を守れる
・家が長持ちする

など多くの効果が期待できます。
これらのメリットが積み重なり、快適で経済的な暮らしを支えてくれるのです。


では、実際に断熱性能を高めるためにはどのような工法があるのでしょうか?


断熱性能を高める施工方法
主に2つの方法があります。
それぞれのメリット・デメリットをご紹介します。

1. 充填断熱工法
躯体(壁)の中に断熱材を充填する方法。

・メリット
経年劣化が少なく、耐熱性能が安定している。
外張断熱工法と比べ、同じ性能であれば比較的安価に施工できる。

・デメリット
施工時に注意が必要。
構造物や断熱材の接触部分に隙間ができると、断熱効果が下がってしまう可能性がある。


2. 外張断熱工法
躯体(壁)の外側に断熱材を張る方法。

・メリット
施工後の確認がしやすい。
躯体の外側で断熱材が途切れることなく連続しているため、熱損失がない。
躯体の内側が空洞になるため、配線を隠すことができる。

・デメリット
建築費が比較的高価になる。
経年劣化しやすい点がある。

断熱性能を高めるための工法や素材には、それぞれメリット・デメリットがあります。

家を建てる際には、これらの特徴をよく理解し、自分の家に最適な方法を選ぶことが大切です。

ぜひ、家づくりの参考にしてみてください!

最後までお読みいただきありがとうございました!

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家事ラク動線で快適な家づくり

こんにちは!
EIWA HOMEの金浜です。

最近、雑誌やテレビで「女性が快適に過ごせる○○」や「家族で楽しめる○○」といった特集をよく見かけます。
どれも、「その人にとっての過ごしやすさ」を大切にしたアイデアが満載で、見ているだけで参考になりますよね。

家づくりにおいても、「住む人がどれだけ快適で心地よく過ごせるか」を考えることがとても大切です。

特に子育て中のご家庭では、料理、掃除、洗濯、育児と日々忙しく過ごされている方が多いと思います。
そんなママやパパが、少しでも楽に、そして家族みんなが快適に過ごせる家づくりができたら素敵だと思いませんか?

そこで今回は、毎日の家事をもっと効率的に、そして楽しくできる間取りの工夫『家事ラク動線』をご紹介いたします。


家事ラク動線とは?
家事をしていると、意外と動きが多く、「もっと効率よくできないかな?」と思うこと、ありませんか?
そのために、重要なのが「家事動線」です。

例えば、
・買い物から帰ってきたら、両手に荷物を抱えながら冷蔵庫まで運ぶ。
・洗濯をして干すとき、洗濯物を持ってベランダや物干し場まで行く。
・ゴミをまとめて、外に出すため何度も行き来する。

など、AをしたらBをするというルートがあります。
『家事ラク動線』は、こうした日々の動きをスムーズにして、家事をもっと楽に、効率的に進められる間取りの工夫です。


家事ラク動線の間取り例
具体的にどんな間取りが『家事ラク動線』につながるのでしょうか?
いくつかの例をご紹介いたします。

1. 勝手口&パントリーで買い物片付けがラクラク!
買い物から帰ってきたら、勝手口を通ってすぐ隣のパントリーへ。
荷物をその場で片付けられるので、冷蔵庫までの移動がラクになり、家事のスタートがスムーズです。

2. キッチン→ランドリールーム→バルコニーの一直線動線
キッチンの隣にランドリールームを配置し、そこからそのままバルコニーに出られる設計なら、洗濯物を持って家中を移動する必要がありません。
移動時間が短縮するだけでなく、作業効率が格段にアップします。

3. 子どもを見守りながら安心して家事ができるレイアウト
リビングやキッズスペースを家事動線の視界に入れることで、子どもの様子を見守りながら安心して家事が進められます。
家族とのつながりを感じられる動線は、ママやパパの安心感を高めてくれます。


このように、家事動線を工夫することで、日々の家事が効率よく進むだけでなく、家族と過ごす時間が増えるなど、毎日の暮らしにたくさんの嬉しい変化が生まれます。
さらに、子どもが家事を手伝いやすくなり、自然と「お手伝い」が育つ環境ができます。
また、家族全員のコミュニケーションの向上にもつながります。

『家事ラク動線』は、日々忙しく過ごすママやパパをサポートする家づくりの一つのアイデアです。
「家事を楽にする」という視点で間取りを考えることで、家族みんなの暮らしがもっと快適に、そして楽しくなります。

これから家づくりを考える方は、ぜひ『家事ラク動線』を取り入れてみてください。
家族みんなが笑顔になれる家づくりを、一緒に考えていきましょう!

ぜひ、家づくりの参考にしてみてください!


最後までお読みいただきありがとうございました!

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暮らしやすい間取りのポイント

こんにちは!
EIWA HOMEの金浜です。

朝晩の冷え込みが強まり、冬の訪れを感じる頃かと思います。
皆さん、体調にお気をつけてお過ごしください。

さて、今回は家づくりをお考えの方へ、『暮らしやすい間取りのポイント』をご紹介いたします。

住宅を新築する際に、多くの方が頭を悩ませるのが、間取りです。
そもそも、何から始めたらよいのか、悩んでしまうようです。

間取りは、家族のライフスタイルに合わせたものを作ることが大切です。
間取りについて考える前に、まずは、家族それぞれのライフスタイルや日常を振り返ってみましょう。

家族の人数や年齢、生活する時間帯、ペットの有無などによっても、使いやすい間取りは異なるため、「これが誰にとっても1番良い間取り」という正解はありません。

例えば、
リビングに階段を配した間取りは、「家族のコミュニケーションが取りやすい」と喜ぶ方もいらっしゃれば、一方で、「暖房効率やプライバシー面が気になる」と敬遠される方もいらっしゃいます。

家族のライフスタイルを見つめなおし、「家族一人ひとりの暮らしに合った良い間取り」を作ることが大切です。

基本的に、家で過ごす時間が長い方を優先して間取りを考え、必要に応じて部屋の優先順位を決めると良いでしょう。
使う時間の短い部屋などは優先順位が低く、予算や土地の広さの都合によっては諦める可能性も出てくるかもしれません。


では、どのようなところに気を付けていれば良いのでしょうか?


暮らしやすい間取りにするための具体的なポイントを見ていきましょう。


間取りを考えるときの大切なポイント

<採光>
部屋の配置は、採光を意識して決めると快適さが向上します。
一般的には、東西南北に適した部屋を配置することから間取り作りは始まります。
例えば、リビングは家族が長時間過ごす場所なので、南東に配置し、一日を通して気持ちの良い日差しを取り入れるようにすると良いでしょう。
一方、トイレや浴室などの水廻りは、日があまり入らない北側や西側に配置するのがオススメです。

<風通し>
自然光だけでなく、風通しの良さも住み心地に大きく影響します。
風が通り抜けられるように、できるだけ、1つの部屋に一直線で結べる対面した位置に窓を設置し、空気の流れを確保しましょう。
また、冷たい空気を取り込むために低い位置に窓を作り、温まった空気を逃がすために高い位置に窓を作ることで、外からの視線も防ぎつつ効率的に換気ができます。

<生活動線>
毎日の暮らしの快適さは「生活動線」によっても左右されます。
そのため、動線がスムーズになるよう間取りを工夫することがポイントです。
家族一人ひとりの日常の一日の動きや、使う部屋の順番とその部屋の中にいる時間を書き出して、情報を整理してみましょう。
さらに、子どもの成長や親の介護など、将来の家族構成の変化も考えておくことで、より長く快適に住める家が実現できるでしょう。

<家電・家具や外構>
間取りを考える際に、使う予定の家電や家具の寸法、配置も忘れずに検討しましょう。事前に考えておくことで、コンセントの位置や照明の位置、部屋の広さを適切に決めることができます。
また、玄関アプローチや庭、駐車スペースも、最初から考えておくことが大切です。
今は車を持っていなくても、将来的に車を持つ予定がある場合や、将来的に車の台数が増えた際にも対応しやすくなります。


このように、間取りは「今の暮らし」だけでなく、「将来の変化」も見据えて考えることが大切です。

ぜひ、家づくりの参考にしてみてください!

最後までお読みいただきありがとうございました!

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冬の寒さ対策~断熱リフォームとエコ設備で快適&省エネ生活~

こんにちは!
EIWA HOMEの金浜です。

秋になり、気温が下がってきましたね。
冬の寒さに備え、しっかりと寒さ対策を行うことが大切です。

そこで今回は、断熱リフォームとエコ設備を活用した寒さ対策をご紹介します。
断熱性能を向上させることで、エネルギー効率がアップし、光熱費の削減だけでなく、環境保護にも貢献できます。

寒さ対策をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください!


窓・外壁・床下の断熱対策
1. 窓の断熱強化
家の中で最も熱が逃げやすいのがです。
断熱効果の高い二重ガラス複層ガラスにすることで、熱損失を大幅に削減できます。
さらに、枠やサッシを断熱性能の高い樹脂製木製にすることで、より高い断熱効果が期待できます。

2. 外壁と屋根の断熱改修
外壁や屋根に断熱材を施工することで、家全体の断熱性能を高めます。
これにより、冬の暖房効率がアップし、エネルギー消費を大幅に削減することができます。
再生素材自然素材の断熱材を使用すると、環境にも優しい断熱が可能です。

3. 床下の断熱強化
床下からの冷気を防ぎ、室内の暖房効率を高めるには、床下の断熱性能を強化することが効果的です。
特に床暖房を導入する場合は、断熱性能の高い床材を選ぶことが重要です。
これにより、室内全体の暖房効率が高まり、光熱費の削減が期待できます。


エコ設備で省エネを実現
1. 太陽光発電の導入
太陽光発電を導入することで、自宅の電力を自給自足でき、余った電力は売電することも可能です。
初期コストはかかりますが、自治体や国の補助金制度を活用すればコストを抑えられる場合があるので、事前に確認しておきましょう。

2. 省エネ給湯器やエコキュートの導入
効率的にお湯を沸かすことができる省エネ型給湯器(エコキュート)を導入することで、ガス代や電気代の削減にもつながります。
エコキュートは空気の熱を利用してお湯を沸かすため、環境に配慮したエネルギー利用が可能です。

3. 断熱性能の高い換気システムの導入
家全体の空気を入れ替えるために換気は必要ですが、冷暖房の効率を低下させることもあります。
そこで、熱交換型換気システムを導入することで、室内の暖かい空気を逃がさずに換気ができ、快適な環境を保ちながら、省エネ効果を実現できます。


断熱施工で快適&光熱費削減
1. 初期投資と光熱費削減のバランス
断熱リフォームや省エネ設備の導入には、初期投資が必要ですが、長期的な光熱費の削減で数年以内に回収できることが多いです。
特に、断熱施工や太陽光発電は、エネルギー消費を大幅に抑えるため、長期的な省エネ効果が期待できます。

2. 補助金の活用
省エネ施工には、自治体や政府からの補助金を活用できる場合があります。
事前に情報をしっかりと調査し、活用方法を確認することが大切です。
補助金を有効に活用してコストを抑えましょう。


環境に優しい断熱施工で、快適な冬を過ごし、持続可能な生活を目指しましょう!
ぜひ、この冬の寒さ対策の参考にしてみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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安心の家づくり~知っておきたい!地震対策の基本~

こんにちは!
EIWA HOMEの金浜です。

今回は、家づくりを考えている皆さんに、ぜひ知っていただきたいお話です。
家の『地震対策』について、ご紹介いたします。

日本では地震が頻繁に発生するため、家を建てる際にはしっかりとした地震対策が必要です。

政府の地震調査委員会が発表している「今後30年以内に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率マップ」なども参考にしつつ、安全な家づくりを考えましょう。


では、実際に大地震が起きた時、家はどのようにあるべきなのでしょうか?


安全性の目標として、以下の考え方があります。

安全性の3つの目標
1.「人命を守る」
建物の崩壊や倒壊を防ぐ。
家具などの転倒や火災の発生を防ぐ。

2.「財産・資産を守る」
個人・企業などが自ら保有する財産や資産を地震により損壊することを防ぐ。

3.「機能を守る」
建物固有の機能(生活・事業・社会的使命等)が停止することを防ぐ。


これらの目標を達成するため、現在では様々な耐震技術があります。

今回は、代表的な耐震技術3つをご紹介いたします。

代表的な耐震技術
1. 地震の揺れを耐える「耐震構造」
「耐震」とは、筋交いや面材を利用して建物の強度を高め、地震の揺れに耐える工法です。

建築基準法では、1923年の関東大震災クラスの地震に耐えられる強度を「耐震等級1」と定めています。

注意点としては、建物を固定して強度を向上させるため、実際に大きな地震が発生すると、固定部分にゆるみが生じることがあり、その結果として建物が傷んでしまう可能性があります。


2. 地震時の揺れを抑える「制震構造」
「制震」とは、エネルギー吸収体を住宅に配置することで、建物の揺れを抑える工法です。
この技術は、超高層ビルや橋にも採用されている最新の揺れ防止技術です。

注意点としては、この構造の特性上、地震の揺れが建物全体に伝わるため、土地の形状によっては建ぺい率ギリギリで家を建てることができない場合もあります。


3. 地震の揺れを伝えさせない「免震構造」
「免震」とは、地震の揺れを建物に直接伝えない技術です。
建物の基礎部分に免震装置を設置し、建物と地盤の動きを分離します。
これにより、地震の揺れを大幅に軽減できます。

公共施設や高層ビルなどで広く採用されており、地震対策として理想的な構造です。

注意点としては、建物が浮いている状態になるため、風の影響を受けやすく、他の構造に比べてコストが高くなる場合があります。


以上が耐震技術のご紹介となります。

また、耐震・制震・免震の各技術は、組み合わせることでより強固な地震対策を実現できます。
例えば、耐震+免震構造や、耐震+制震構造などです。


地震対策は、家づくりにおいて非常に重要な要素です。

どの構造が最適かというのは一概に決められるものではなく、地域の特性や建てたい家の設計、予算など、様々な要因を考慮して選ぶことが大切です。


私たちEIWA HOMEでも、釜石市周辺の地震リスクに対応した地震対策を取り入れた家づくりを行っております。

ぜひ、お気軽にご相談ください!

最後までお読みいただきありがとうございました!

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知っておきたい!「尺貫法」「メートル法」とは?

こんにちは!
EIWA HOMEの金浜です。

今回は、家づくりを考えている方にぜひ、知っていただきたいお話です。
家づくりでよく使う『尺貫法』『メートル法』について、ご紹介いたします。

家づくりで間取りを考える際などに、よく耳にする言葉に『』『(すん)』『(しゃく)』『(けん)』があります。

これらは、長さや幅をあらわす単位です。

「部屋の広さは◯㎡」など、このような表記がよく見られると思います。

現在、一般的に使われているのは『メートル法』と呼ばれるものです。
これは法律でも義務つけられており、取引上の計量には国際基準であるメートル法を用いることとされています。
そのため、建築業界も図面上の寸法や面積の表記はすべてメートル法となっています。

ですが、実際の建築現場に行くと、職人の方たちが
「1寸5分(いっすんごぶ)」や
「3尺5寸(さんじゃくごすん)」など
「寸」「尺」「間」といった単位を使われています。

この「寸」「尺」「間」は、かつての日本独自の単位で『尺貫法(しゃっかんほう)』と呼ばれています。

なぜ、昔の単位が使われているのでしょうか?

それは、人の体にフィットするような柔軟性が秘められているからです。

起源から見てみると、その秘密が分かります。
メートル法の起源は1791年に、地球の北極点から赤道までの子午線弧長の1000万分の1として定義されています。
つまり、メートル法は地球を基準とした単位だったのです。

それに対し、尺貫法は人の体を基準とした単位です。
1寸は手を広げたときの親指と中指の先の長さ、
1尺は肘から手首の間にある尺骨と呼ばれる骨の長さ、
1間は人の身長を基準としています。
こちらは諸説ありますので気になった方は調べてみてください。

この人の体を基準とした尺貫法の最も分かりやすい例が、畳です。
畳の単位は、「1畳(いちじょう)」と呼ばれ、この『(じょう)』という単位は縦6尺、横3尺となっています。
古来より「立って半畳、寝て1畳」と言われており、このサイズが人間の動きに最低限必要な寸法と言われています。

この畳の横幅の3尺が、家づくりの基準となっています。
3尺はメートル法に変えると910mmです。

家の設計図を見ると、この3尺を基準として作られていることが多いです。
柱と柱の間の長さ、部屋の間取りなどがこの3尺の倍数になっていることが多いです。

また、浴槽(ユニットバス)やトイレ、キッチンなどの設備や機器も3尺(910mm)に収まるように作られていることが多く、効率よく配置されるようになっています。

「建材」と呼ばれる家を建てるために必要な材料も尺貫法であるものが多く、メートル法での建材より多く流通しています。
そのため、建材にかかる材料費をメートル法での建材より低く抑えられるといった利点もあります。

そんな建築業界以外では馴染みがなかった尺貫法ですが、今お住まいの家も尺貫法を基準としているかもしれません。

気になる方は、家のいろんな箇所を測ってみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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家に使われている素材『木』

こんにちは!
EIWA HOMEの金浜です。

暑い日が続いているので、皆さんお体にお気をつけてお過ごしください。

さて、今回は、これから家を建てようと考えている方に、ぜひ、読んでいただきたいお話です。

皆さんは、
世界にある家ってどんな素材でできているんだろう?
と、疑問に思ったことはありませんか?

世界の住宅で伝統的に使われている建築素材は、大きく分けて『』『』『』の3つあります。


日本で圧倒的に多いのは『』です。
つまり、木造の家です。


日本は海外に比べ、樹木が豊富にあったことも一因ですが、石も土も、豊富にあるのに何故、『』なのか。

それには理由がありました。

木の特性として、優れた機能である『調湿機能』があります。

もちろん、土にも調湿機能はありますが、構造上、土壁の窓は小さくなります。
窓が小さいと、光を取り入れるのが少し難しくなってしまいますよね。

その点、『』は柱と梁(はり)を組み合わせて作るので、窓も大きくとることができ、明るい環境を手に入れることができます。
窓が大きいと、風も入れることができるので、調湿機能にも、ひと役買ってくれるわけです。

杉の柱一本で、600mm以上(ビール大瓶程度)水分を吸収する能力があります。
6畳間ですと、柱が6本程度使われることになるので、かなりの量になります。


さらに、『』は木材になっても呼吸をしています。


その能力を最大限に生かすコツは、育った通りに、その木を使うことだそうです。

柱に使う場合は、木元を下にする
梁に使う場合は、木の背を、太陽が当たる上に向けるのが大原則です。


』を継ぐ場合も同じで、木元と木末を合わせて継ぎます。
※植物の導管をつなげるように


そもそも樹木たちは、自分から場所を移動することはありません。
(エクアドルの木は移動するそうです)

樹木のほとんどは、芽を出した環境に合わせて育ちます。
なので、材木になったとしても、その特性は健在です。

お風呂場や台所には、湿地で育った木
リビングには、日当たりの良い尾根の木が適しています。


「地元の木を使うほうが良い」と、言われているのも、地元で育った木は、その土地の気候、環境に適応しながら育っているからというのがあります。


』は、蒸し暑い日本の夏に相応しい素材です。


皆さんに、『』の家の良さを知っていただけると嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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知っておきたい!水害に備えた家づくり

こんにちは!
EIWA HOMEの金浜です。

春もあっという間に過ぎ、梅雨入りの季節になりました。
釜石市の気温も30℃を超える日があったり、夏を感じるような暑い日が増えてきました。
皆さん、お体には十分気をつけてお過ごしください。

さて、今回は家づくりを考えている方にぜひ、知っていただきたいお話です。

家づくりにおける、地震や洪水などの自然災害へ向けた対策について、お客様から伺うことが多くあります。

そこで、今回は『水害に備えた家づくり』についてご紹介いたします。


大切なのは、家を建てる際には、洪水や浸水といった水害もけっして「自分には関係の無いこと」と思わず、水害による被害をどう避けるかといったことも、しっかりと考えておくことです。


家を建てる際の代表的な水害対策としては、盛り土があります。

盛り土とは、敷地全体に土を盛って、敷地自体を高くすることです。
敷地自体を高くすることで、浸水といったような水害被害に対する安全性が高まります。

家を建てる土地が、周囲の家や道よりも低くなっている場合には、ぜひやっておくべき工事です。

しかし、住宅地などでは、隣の家の日当たりを妨げないように屋根の高さの制限があったりもしますので、敷地の高さを上げるのにも限度はあります。

また、盛り土は土なので、地盤が弱い所では、逆に、重みで沈んでしまう原因となってしまう可能性もあります。

河川に近い場所などは、地盤の弱い低地であることが多く、盛り土をして家を建てる際は、その土地の特性と周囲の状況をよく考慮する必要があります。


他の水害対策としては、家の床を高い構造にする、という方法もあります。

住宅の基礎の部分を通常よりも高くすることで、家自体を高くします。

家を建てる時は、まず、コンクリートなどで基礎を作ります。
この基礎を通常よりも高く作ることで、洪水が起こってしまった時などに、床上まで浸水してしまうのを防ぐことができます。

しかし、基礎を高くして床を高くする構造の場合、床上浸水は防ぐことができても、床下浸水の可能性は十分にあります。

この、床の高い構造は、水害対策以外にも、湿気対策としても有効です。


また、「床上浸水」と「床下浸水」の違いは、
家の床下までの浸水で留まったのか
家の床の上まで浸水してしまったのか
というものです。

床上浸水の場合は、床下浸水と比べて、被害ははるかに大きくなります。

被害額は床下浸水の7倍にものぼると言われ、2階まで浸水してしまった場合などは、建て替えを視野に入れなければならない場合もあります。

床上まで浸水してしまうと、水に浸かった部分や物は、洗ったとしてもひどい臭いが取れず、床置きの電化製品や家具をはじめ、壁紙やクッションフロアなども交換や張り替えが必要になる場合が多いです。


そのため、エイワホームでは、家づくりの相談をする際には、建築場所と家の床の高さなどを加味しながら、お話しを進めさせていただいています。

ぜひ、家づくりの参考にしてみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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知っておきたい!「地鎮祭とは?」

こんにちは!
EIWA HOMEの金浜です。

今回は、これから住まいの着工の予定がある方、もしくは今から家づくりの事を始める方にぜひ、読んでいただきたいお話です。

家づくりの工事の着工の際におこなう儀式として、『地鎮祭』があります。
意外にその歴史や詳細については知らない方が多いのではないでしょうか?

そこで、今回は、『地鎮祭』についてご紹介いたします。

地鎮祭_ブログ用.jpg

地鎮祭とは?
建物を建てる際や土木工事をおこなう際、工事中の安全や建築物が末永く建っていることを願う儀式です。

土地の守り神である産土大神、
地を守護する神である大地主大神、
土を守護する神である埴山姫大神をまつります。

地鎮祭はその名の通り、「地を鎮める、落ち着かせる」という意味があります。
また、「とこしずめのまつり」と読む場合もあります。

地鎮祭の歴史はとても古く、弥生時代の高床式建物の柱から、勾玉が出土した記録があります。
また、『日本書紀』に西暦690年に藤原京を鎮めまつらせたという記述があります。

その藤原京などの歴史的建造物からは、古代での地鎮祭で捧げられてきた品が数多く発掘されています。
当時はお金やガラス玉、金箔、水晶などの貴重品が捧げられていました。
これらは土器に入れられ、敷地の中央や四隅に掘った小さな穴に埋められました。
また、稲や麦、大豆など穀物も供えられていたようです。

現在の建築儀礼として、地鎮祭が広く普及していったのは、江戸時代後半のことです。
江戸時代後半には民家の建築技術が向上し、一般の庶民も家へのこだわりを持ち始めるようになりました。
家の方角や間取りが家族の吉凶を左右するという「家相」の考え方が人々に広まるなど、人々の家への関心が高まるとともに地鎮祭は定着し、広まっていきました。


地鎮祭の内容
地鎮祭の祭場は、一般的に土地の中央を使用します。
清浄な場所を示すための斎竹(いみだけ、葉のついた青竹)を四隅に立て、注連縄(しめなわ)を張ります。
その中央に神籬(ひもろぎ、榊に麻と紙垂をつけたもの)を立て、そこに神様をお呼びします。

祭儀は、一般的に以下の流れでおこなわれます。

① 修祓の儀(しゅばつのぎ)
祭壇、土地、参列者を祓い清めます。

② 降神の儀(こうしんのぎ)
神様をお迎えします。

③ 献饌(けんせん)
神様にお供え物を捧げます。

④ 祝詞奏上(のりとそうじょう)
お祈りの詞(ことば)を神様に捧げます。

⑤ 四方祓(しほうはらい)
土地の四方を祓い清めるために、四隅に塩・米・白紙を撒きます。

⑥ 地鎮行事(じちんぎょうじ)
地鎮祭の中でも最も重要な行事で、土地の神様を鎮めるための祈願をします。
鍬(くわ)や鋤(すき)などを持ち、初めて土地に鍬や鋤を入れます。
そのあと鎮め物をします。

⑦ 玉串拝礼(たまぐしれいはい)
祭壇の前に立ち、玉串を捧げ、工事の安全をお祈りします。

⑧ 撤饌(てっせん)
お供え物をお下げします。

⑨ 昇神の儀(しょうじんのぎ)
神様をお送りします。

以上が祭儀の一般的な流れです。


地鎮祭の歴史は長く、日本人の自然や土地の神への深い信仰心が現れている儀式です。
最近は簡略化、省略が増えてきましたが、着工する際に参考にしていただければと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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知っておきたい!「木造住宅は火事に強い?」

こんにちは!
EIWA HOMEの金浜です。


今回は、木造住宅と火事についてのお話です。

木造住宅とは、柱や梁など家の骨組みとなる構造部分を木材で造った住宅のことです。

住宅の構造には、木造、鉄骨、鉄筋コンクリートなどの種類があり、日本では古来より、多くの建物が木造で建築されてきました。


皆さんは、住宅と聞くとどんな構造をイメージしますか?


お客様とのお話の中で住宅のイメージとして多くあげられるのは「木造住宅」「鉄骨住宅」です。

木造は、「火事に弱い」「燃えやすい」というイメージを持つ方が多いようです。
鉄骨は炎を近づけても燃え上がることがないので、柱や梁などの骨組みに鉄骨が使われている鉄骨住宅は、火事のときも安心と考えている方が多いようです。


しかし、実は、「木造住宅は火事に強い」と言われています。


「木造住宅は燃えやすい」というイメージは根強いですが、木造住宅には、火事が起きた時に燃えて崩れるまでの時間がかなり長いという特性があります。

同じサイズの木と鉄に、住宅と同じような荷重をかけながら燃やすと、鉄は5分後には強度が元の半分以下になります。
さらに、10分後には元の強度の20%程度になり、荷重で曲がってしまいます。

しかし、木は10分間燃やし続けても表面が炭化するのみで、内側までは燃えずに80%程度の高い強度をキープします。
燃えた木の表面が炭化すると、それがバリアのような役目を果たし、内側の部分に炎によるダメージが到達しにくくなるためです。

この性質のおかげで、木は燃えても、一気に強度が下がるということがないため、万が一の火事の時でも、避難のために十分な時間をかけられます。

崩れ落ちる前に消火ができれば、被害も最小限におさえることができます。

さらに、木造住宅は有毒ガスの発生量が比較的少ないです。

火災の時に家が燃えることによって発生した有毒ガスが原因で、意識喪失が起きる事故は多いです。
一酸化炭素のほか、塩化水素やアンモニアといった有毒ガスを吸い込み、意識を失ってしまうことが火事の恐ろしさの一つです。

木造住宅は自然素材なので、火災時の有毒ガスの発生をおさえることができます。
もちろん、木が燃えることで一酸化炭素や二酸化炭素は発生しますが、自然の素材である木材は、人工素材に比べ、有毒ガスの発生量はかなり少なく、火事が起きたときの意識喪失を防ぎやすいです。

ただし、注意しておきたいのが、木造住宅がいくら火事に強いといっても、木材が炭化するほどの火事が起きてしまった場合、その住宅にそのあと住み続けるのは難しいということです。

木造住宅のメリットはあくまで、火事が起きてから、家の耐久性が落ちて崩れ落ちるまでの時間が長く、十分な避難時間を稼げるという点です。

また、同じ木材でも工法によって耐火性は大きく変わります。

火事に遭わないよう、火の取り扱いに十分気をつけることも、もちろん大切です。


木造の家は、火事に遭ったときでも十分な強度を保ってくれるという大きなメリットがあります。
万が一の火事に備えて、木造住宅を建てるということを私たちはご提案しています。

ぜひ、参考にしてみてください!

最後までお読みいただきありがとうございました!

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家づくりに「思い込み」は禁物 ?!

こんにちは!
EIWA HOMEの金浜です。

釜石市内の桜も咲き始め、本格的に春の訪れを感じます。
満開の桜並木を見るのが楽しみですね。


今回は、楽しく家づくりをおこなうために知っておきたいお話です。

家づくりをしている中で、決めないといけないことが沢山あります。
間取りを決め、
予算を決め、
土地を決めてなど、
このほかにも盛り沢山です。

いつ建てるのがベストなのか?
どんな家がいいのか?
予算はどれくらいなのか?
どこの場所で建てるのか?
どこの会社に頼むのか?

ネットや本、友人や知り合いからのアドバイス、住宅会社からの提案などを通して情報を得て、決めていきます。

しかし、たくさんの情報が溢れています。

何が間違っていて、何が正しいのかを判断することが難しく、思い込みで決めてしまうこともしばしばあるかと思います。

ニュースや本などに出ている言葉で「アンコンシャス・バイアス」というものがあります。

これは、無意識(アンコンシャス)の偏見や思い込みという意味の言葉です。

自分自身の過去の経験や見聞きしたこと、知識や価値観などから、本人では気づかないうちに偏ったモノの見方をしたり、「きっと、こうだ」と思い込みをしてしまうことで、誰にでもある現象です。

この現象が原因で、判断を誤って失敗をしてしまうことがあるかもしれません。


具体的にイメージできるように、例をご紹介いたします。

家づくりで、まず住む場所を決めないといけないと思い込み、土地を探す。
そこから、間取りを決めて、どんな仕様にするのかを決めていきます。
しかし、住宅ローンが通らなかったり、総額予算が合わなかったり、
家づくりがなかなか進まない...

家づくりの順番を土地からと思い込んで考えた結果、建物そのものの予算を度外視したため、結局、振り出しに戻ってしまうということがあるかもしれません。

これは一つの例です。
土地探しからおこなうことが悪いということではありません。
土地が無いエリア、地価が高いところを検討する場合や、住む場所を第一優先に考えた場合は効率的に進めることができます。


また、思い込みは悪い結果を産むだけのものでもありません。

一度家を建てたことがあり、過去の経験から、その思い込みによって正しい判断をおこなえることもあるかと思います。

どこかに思い込みがないか、考えてみることで自分自身とまた家族としっかり向き合って、判断することが大切です。

家づくりは、一生に一度と言われることもありますが、そもそも本当に一生ものなのか?

言葉の意味をそのまま鵜呑みにすることなく、それが事実なのか、解釈なのかを考えてみると、新しい気づきがあるかもしれません。

思い込まず、縛られることもなく、自由な発想で、楽しく家づくりをおこないましょう!

最後までお読みいただきありがとうございました!

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知っておきたい!家を建てる時にできる花粉対策

こんにちは!
EIWA HOMEの金浜です。

前回に引き続き、家の中での花粉対策についてのお話です。

今回は、家づくりを検討している方向けに『家を建てる際にできる花粉対策』をご紹介いたします。

家づくりの段階から花粉対策をしっかりとおこなうことで、家の中での花粉症の症状をさらに緩和させることができます。

ぜひ、家づくりの参考にしてみてください。


~家を建てる際にできる花粉対策~
家の中の花粉対策の基本は、持ち込まないこと・除去することです。
今回は、家の性能や設備による花粉対策と花粉対策に有効な間取りのアイデアの2つをご紹介いたします。

家の性能や設備による花粉対策
① 家の「気密性」を高める
気密性が低い家は、窓を閉め切っていても窓のサッシの隙間や給排気口から花粉が侵入することがあります。
そのため、家の気密性を高め、隙間を少なくすることが大切です。
外気とともに出入りする花粉だけでなく、ホコリなども大幅にカットすることができます。


②「24時間計画換気システム」の採用
24時間計画換気システムは、新鮮な外気を取り入れ、計画的に家全体の換気をおこなうシステムです。
花粉のほかにもPM2.5(微小粒子状物質)などの侵入を大幅にブロックし、清浄な空気を24時間取り入れます。
さらに、カビ・ダニの繁殖を抑えることも期待できるので、オススメです。


花粉対策に有効な間取りのアイデア
① 玄関にシューズクロークを設置する
玄関にシューズクロークを設置し、靴の収納以外にもコートなどのアウター類や帽子などを収納できるようにすることで、花粉を家の中に持ち込むことを防ぐことができます。


② 玄関に洗面台を設置する
玄関に洗面台を設置することで、家に入る前に手洗い・うがいをおこなうことができ、花粉を洗い流すことができます。
花粉症のほかにも、感染症対策としても有効です。


③ 室内干しスペースを設置する
ランドリールームなど、いつでも室内干し可能なスペースを設けましょう。
花粉の季節以外にも、梅雨の季節や天気が悪い日など、いつでも活用でき便利です。
また、家事効率が高まるというメリットもあります。


家の性能や設備、間取りなど、家づくりの段階から花粉対策を考えておくことで、花粉の季節でも快適な暮らしを実現させることができます。

ぜひ、参考にしてみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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設計の時に考えておきたい「トイレの手洗い」

こんにちは!
EIWA HOMEの金浜です。

春のような暖かさから一転して、真っ白な雪景色になりましたね。
皆さん体調にお気をつけてお過ごしください。


さて、今回は、設計の時に考えておきたい『トイレの手洗い』についてご紹介いたします。

トイレ.png

皆さんはお家のトイレを利用した後、どこで手を洗っていますか?

トイレタンクの上の手洗い?
手洗い付きのロータンクトイレ?
トイレと独立して設置してある手洗い器?

これらで小さく肩をすくめて手を洗っている自分を想像してみてください。

なぜか、どことなく悲しく寂しく見えませんか?

手を洗っている時、水が飛び散らないように気をつけていると十分に手を洗えない。
手洗い付きのロータンクトイレでは、石鹸やハンドソープを使って手も洗えない。

そう感じたことがある方もいるのではないでしょうか?


トイレを利用した後は、まずは手を洗いたいですよね。


トイレは別名「お手洗い」と言われているくらいです。
なので、利用した後、すぐ手が洗えないとお話しになりません。

最近は、利用した後、手を洗わない方もいることが調査で分かっているそうですが、みんながみんなそうではないでしょう。

ですので、トイレには何らかの手が洗える仕掛けが必要となるのです。


なら、トイレを利用した後、どこで手を洗うのか?


できればトイレの中に手洗いを設置しましょう。
すぐに手を洗うことができるので、衛生的であるというメリットがあります。

ただし、後々、後悔しないためにもレイアウト寸法は最善の注意を払っておきましょう。

最近は色々なトイレ専用手洗い器があります。

例えば、

・壁掛けタイプ
・オーバーカウンタータイプ
・アンダーカウンタータイプ
・ボウルタイプ

などがあります。
アンダーカウンタータイプはお掃除もしやすいです。

また、幅が広いトイレならトイレと平行に設置するなど、手洗い器の設置場所にも気をつけないといけません。


お家では少し豪華になるかもしれませんが、トイレに手洗いだけではなく、鏡や照明をつければ、トイレ全体がオシャレな雰囲気に変わります。


トイレのレイアウトは、デリケートなのです。
横幅が広すぎるとトイレットペーパーに手が届かなかったり、トイレが狭すぎると小回りや掃除が難しくなったりします。

そのため、トイレの設計で大切なのは、手を洗う方法やどこに手洗い器とトイレを設置するかのレイアウトをしっかり考えておくことです。

ぜひ、家づくりの参考にしてみてください。


最後までお読みいただきありがとうございました!

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猫と暮らす家づくり

こんにちは!
EIWA HOMEの金浜です。

2月22日は猫の日ですね。
みなさんの中には、家族の一員としてペットを飼っている方もいらっしゃると思います。

そこで、今回は『猫と暮らす家づくり』についてご紹介いたします。

猫の気質を理解し、猫と人が共に楽しく快適に暮らせる家づくりをしましょう。

窓辺の子猫_ブログ用.png

突然ですが、猫の性格について皆さんは何を思い浮かべますか?

甘えん坊
好奇心旺盛
いたずらっ子
ツンデレな気分屋

など、猫は自由気ままな生き物で、その気持ちは日々変化します。
そんな猫の特性や習性を考慮して家づくりを考えると、どのような要素が重要になるでしょうか。


一番大切なのは、何と言っても猫の安全です。


猫は繊細な生き物で、大きな音に驚いた拍子に窓から飛び出してしまう可能性もあります。
それはもちろん、私たち飼い主にとっても、猫自身にとっても、非常に大きなリスクとなります。

また、猫は外の世界に強い好奇心を抱く生き物です。
ふとしたタイミングで家の外に飛び出してしまう可能性もあります。

そうした危険を避けるために、普段から対策しておくことが大切です。

一つの対策として、脱走防止扉などの脱走防止グッズの設置をオススメします。

脱走防止扉のほかに、ゲートタイプやフェンスタイプなどもあるので、設置する場所によって合う商品を選ぶと良いでしょう。

脱走防止策の前にいる猫.png
※写真はイメージです。

脱走防止扉は、玄関や大きめの窓からの猫の脱走防止効果が期待できます。
設置するときは、猫がすり抜けられない幅のものを選びましょう。

窓からの脱走を防止するグッズには、フェンスタイプやストッパータイプがオススメです。
脱走を防止する役割としてだけでなく、窓を開けたときにこの脱走防止グッズを通して外の新鮮な空気を感じることができます。

これらの対策で、猫は安全な状態で外の世界とつながることができ、ストレスの軽減だけでなく、心身の健康維持にもなるでしょう。


次に、猫が満足感を得られる遊び場の設置が必要です。

キャットウォークやキャットステップの設置は、猫の運動不足解消などに役立ちます。
設置するスペースが限られている場合、収納とキャットステップが一体化している家具もオススメです。


さらに、フローリングはペット用フローリングがオススメです。
爪の傷もつきにくく、滑りにくいので、猫にも人にも嬉しい機能が盛りだくさんです。


一度コンセプトが明確になれば、それに沿った具体的な家づくりの計画を進めていくことが可能となります。

例えば、

「猫第一!猫ファーストの家」
「室内飼いの猫にやさしい家」
「猫も私たちもうれしい機能が充実した家」

などなど...

コンセプトが決まれば、家づくりに必要な要素が見えてくるかと思います。


猫それぞれに個性や性格があり、その違いを理解し尊重することは、幸せな共生に欠かせません。

猫に最適な環境を提供し、ストレスを最小限に抑えることで、生活の質を向上させることができます。

お互いが安心して、心地よい空間で過ごせる家づくりをしましょう。


最後までお読みいただきありがとうございました!

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スーパーウォール工法の『性能報告書』

こんにちは!
EIWA HOMEの金浜です。

今回は、当社で家を建てたお客様にお渡ししている『性能報告書』についてご紹介いたします。


EIWA HOMEは、お客様に高品質・高性能な住宅をご提供できるよう、スーパーウォール工法の取扱店に正規加盟しています。

●スーパーウォール工法(SW工法)とは
LIXILが開発した、独自の高性能なスーパーウォールパネルと高断熱サッシ、計画換気システムが生み出す高気密・高断熱・高耐震住宅工法です。
耐震性能や断熱性能をもつスーパーウォールパネルを貼り付け、住宅の壁全体を使った「面」で支えるモノコック構造になっています。


スーパーウォール工法の家は、高気密住宅の目安となるC値2.0を超える、C値1.0を基準とし、全棟において高気密住宅を目指しています。

住宅の構造体と開口部(サッシ・ドア)の工事が完了した段階で気密測定を実施し、住宅の性能値を確認しています。

確認後は、温熱性能外皮性能、測定した気密性能を数値でご確認いただける『性能報告書』を作成し、お客様にお渡ししています。
※性能報告書は、住宅の性能値を確認していただくもので、性能を保証するものではありません。

こちらは、先月お引渡しさせていただいた、お客様の住宅の性能報告書になります。

千葉様邸性能報告書(ブログ掲載用).jpg

気密・断熱性能値のご説明(ブログ掲載用).jpg

C値0.23とスーパーウォール工法の基準である1.0よりも低く、気密性能が高い住宅ということが確認できます。


スーパーウォール工法の家は、高気密・高断熱により、部屋の気温差がないので、冬は暖かく、夏は涼しく、一年中快適な暮らしを実現できる住まいです。

当社では、お客様に高品質・高性能な住宅と安心をご提供できるよう、スタッフ一同、日々、家づくりに努めています。

詳しく知りたい方や家づくりを考えている方、ぜひ、お気軽にご連絡ください。


最後までお読みいただきありがとうございました!

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洗面室の間取りとあわせて考える「洗濯機の設置場所」

こんにちは!
EIWA HOMEの金浜です。

今回は、家づくりを考えている方や、間取りに悩んでいる方に、ぜひ、参考にしていただきたいお話です。


これまでの一般的な住宅は、洗面所と脱衣所が一緒になっている洗面室を浴室に隣接させた間取りが多くみられました。

近年では、洗面所と脱衣所を分けた間取りを採用する方が増えています。
感染症の影響やライフスタイルの変化により、住宅の間取りに対する考え方も変化しているためでしょう。

みなさんは普段、洗面室をどんな空間として使っていますか?

・手や顔を洗う空間
・歯を磨く空間
・髭を剃る空間
・化粧や髪の毛のセットをする空間

洗面室は色々なことができる多機能な空間といえるでしょう。

では、「洗濯機の設置場所」についてみなさんは意識したことありますか?

洗面室は多くの場合、お風呂へ入る際の脱衣所になります。
その場合、服を脱いでそのまま洗濯機へ入れることが出来る為、洗濯機は洗面室に設置したほうが便利でしょう。

しかし、洗面室にトイレが設置されている間取りもあります。

その場合はどうでしょうか?

一人暮らしに多い1R、1Kなどといった間取りでは、お風呂とトイレが同じ場所に設置されているユニットバスは少なくないと思います。
そうなると、洗濯機を洗面室に設置するのは、広さにもよりますが、基本的に難しいです。
また、誰かが服を脱いでいたり、トイレを使用していると、ほかの人は一緒に洗面室を使うことはできなくなってしまいます。

このように、洗面室はいろいろな場面で兼用されるため、曖昧な空間なのです。


そこで、

洗面室をいかに上手く家族と共有するか。
どの様な使い方をイメージするか。

設計をする上で、一つポイントになると言えます。


その際に、「洗濯機の設置場所」もあわせて考えることをオススメします。

洗濯機をどこに設置するかを考え、
生活しやすい動線をイメージすることです。

例えば、
贅沢に洗濯室を作ってしまうのはどうでしょうか?


衣類の収納棚、洗濯機、洗い場、そして、天井から物干し竿を吊るしてみましょう。

洗濯をして、干して、畳んで片付ける。

洗濯物のルーティーンをひとつの部屋の中で完結させることができます。


その場合、洗面所を広く使うことや、トイレを併設したりもできます。

洗面所に、洗濯機を設置することは多いかと思いますが、間取りと広さを考えて、あえて洗濯機を切り離してみるのも良いかもしれません。

プランを作る際に、
洗濯機を置く場所を起点に家事動線や生活導線をイメージすると、
面白いかもしれませんね。

ぜひ、家づくりの参考にしてみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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知っておきたい!家づくりのテーマ選びの秘訣

こんにちは!
EIWA HOMEの金浜です。

年末が近づいてくると、今年もあっという間の一年に感じますね。

釜石市内も山々が鮮やかに色づき、紅葉がとても綺麗です。

さて、今回も家づくりを考えている方にぜひ、知ってほしいお話です。

家づくりは一生の中で大きな出来事です。

どんな家を建てようか、考えている時間はとてもわくわくしますよね。

そこで、『家づくりのテーマ』の選び方のポイントをご紹介いたします。


ライフスタイルから考える
最初に考えるべきことは、自分や家族のライフスタイルです。

家は生活の拠点であり、快適に過ごすためには、ライフスタイルに合った家づくりが必要になります。

例えば、

アウトドアが好きなら自然を感じる家、
料理が趣味ならキッチンを重視した家、
車が好きなら愛車が身近に感じる家など、

ライフスタイルに合ったテーマを考えてみましょう。


予算を考慮
ライフスタイルからテーマを考えても、現実的には予算を考慮する必要があります。

予算に合わせたテーマを選ぶことが、家づくりの成功につながります。

コストを抑えた素材の使用や、自分でDIYしてみてコストを抑えるなどの方法も検討しましょう。


好みや趣味をテーマに反映させる
自分や家族の好み、趣味などを家づくりのテーマに反映させることで、より満足度の高い家を実現できます。

インテリアやカラースキーム(色彩計画)、デザイン要素など、自分らしい家づくりを考えてみてください。


未来を見据える
家づくりは長期的に関わっていくものです。

将来の変化やニーズを考慮してテーマを選びましょう。

例えば、

将来的に家族が増える可能性や、
リモートワークの必要性など、
今後の未来の暮らしを想像してテーマを設定しましょう。

ライフプランシミュレーションをおこなうとイメージしやすくなるのでオススメです。


環境への配慮
環境にやさしい家づくりが注目されています。

エネルギー効率の高い家、
再生可能エネルギーの活用、
断熱材の使い方など、

環境に配慮したテーマを検討し、持続可能な家を作り上げましょう。


アイデア収集
家づくりのテーマを決める際には、雑誌やウェブサイト、SNSなどからアイデアを収集することも大切です。

他の人がどのようなテーマで家づくりをしているかを参考にし、自分のイメージを具体化させましょう。

最近では、Instagramのリール動画やTikTokなどのSNSで、家の紹介動画をアップしていることも多くあります。

最後に、家づくりのテーマを決める際には、専門家の意見も聞くことをおすすめします。

家づくりは一生で一番大きな買い物です。

家づくりのテーマに悩んでいる方、不安などがある方はぜひ、お気軽に当社にご相談ください。

お客様が満足のいく家づくりのお手伝いをしていきます!

最後までお読みいただきありがとうございました!

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知っておきたい!人気が高まっている「平屋」の魅力

こんにちは!
EIWA HOMEの金浜です。

期間があいてしまい、申し訳ありません。

今回は、家づくりを考えている方に参考にしていただきたいお話です。

一戸建ての住宅には、二階建てや三階建て、平屋がありますが、
みなさんは「一戸建ての住宅」と聞くと、どんな住宅をイメージしますか?


頭の中に思い浮かべてみてください。


2階建てをイメージする方が多いかと思います。

実際、一戸建ては二階建ての割合が多いですが、近年、人気が高まっている住宅があります。


それは、「平屋」です。


スキップフロアの家平屋モデル外観CG 投稿用.jpg


平屋とは、一階部分のみの住宅のことで「一階建て」とも呼ばれています。
階段がなく、リビングや個室、キッチンや浴室などがすべてワンフロアにあるのが特徴の住まいのことです。

平屋は日本では古くから馴染みのある住宅でもあります。

近年では、デザインや間取りにこだわった平屋も増加し、若い世代や子育て世代にも注目されています。


そこで今回は、「平屋」の魅力についてご紹介いたします。


フラットな造り
平屋は階段がなく、フラットな造りで上下の移動が少ないため、転倒などの家庭内事故の軽減にもつながります。
そのため、小さな子どもやご高齢の方も安心して暮らせます。

また、バリアフリーが実現しやすいため、ご高齢の方だけでなく、若い世代の方も将来のことを考えて平屋を選ぶ方が増えてきています。

さらに、ワンフロアに生活空間が集まっているので、お互いの気配を感じやすく、家族とのコミュニケーションがとりやすいのも魅力です。


家事が楽な動線
ワンフロアに生活の機能がすべて集まっているので、動線がコンパクトになり、家事を効率よく行うことができます。

また、家事をしながら子どもに目が届きやすいので、子育て世代も安心です。


耐震性
日本は地震が多いので、災害時の面も心配な方が多くいらっしゃると思います。
平屋は二階がないため重心が低く、建物の構造が安定しているので、揺れに強く、耐震性が高いと言えます。

緻密な構造計算により、最高レベルの耐震性能をもつ平屋を選べば、より安心です。


外観のデザイン
屋根には「切妻」、「寄棟」、「片流れ」などの形があり、見た目の印象もさまざまです。

平屋_屋根種類.png

そのため、家の外観は屋根の形によって印象が変わると言えるでしょう。

特に、平屋は二階がない分、人の目線と屋根の距離が近くなるので外から家を見上げた時に屋根が視線に入りやすいです。

屋根の形や窓のデザイン、壁の組み合わせ次第で自分好みのおしゃれな平屋にすることができます。


コスト
単純に坪単価で二階建てと平屋を比較すると、平屋の方が坪単価は高くなります。
しかし、同じ仕様で広さを維持しながら総面積を抑えることは可能です。

また、メンテナンスの費用を抑えやすいメリットもあります。

戸建て住宅は築10~15年を超えると、外壁や屋根などのメンテナンスが必要になります。
平屋の場合は、二階建てのように大がかりな足場を組む必要がなく、人手も少なく済むので費用を抑えやすいです。

さらに、平屋はワンフロアなので二階建てよりも冷暖房費を抑えられ、光熱費の軽減も期待できます。


「平屋」には魅力がたくさんあり、快適な暮らしを実現することができる住まいです。

また、平屋でも部屋の構造をきちんと設計すれば、日当たり・風通しもしっかり確保できます。

家づくりは、外観のデザインだけでなく、自分たちが実現したい暮らしをイメージし、それらを実現させるための理想の住まいを考えることが大切です。

ぜひ、家づくりの参考にしてみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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建てる前に知っておきたい!家の防犯対策

こんにちは!
EIWA HOMEの金浜です。

みなさん、家の防犯対策は考えていますか?

特に戸建て住宅では、自分たちで防犯対策をおこなう必要があります。
しかし、中には窓ガラスやドアのカギ、フェンスなど住みはじめてから変えようと思うと大がかりになってしまう設備もあります。

そこで、今回は家を建てる前に知っておきたい家の防犯対策をご紹介いたします。

泥棒が家に侵入しようとした場合、5分以内に侵入できないと約7割があきらめるそうです。
つまり、侵入しにくい家をつくることは、空き巣被害の防止に役立つと言えるでしょう。

また、泥棒は必ずと言っていいほど下見をするそうです。

そのため、「狙わせない」「侵入させない」ための侵入防止4原則があります。
侵入防止4原則.pptx.png この4点に気をつけることで、空き巣の確率はかなり下がるはずです。

具体的には、
・侵入経路になりやすい「死角になりそうな場所」や「人目に付きにくい場所」をなくす
・住宅に厳重なセキュリティシステムをつける
などが有効な防犯手段です。

土地を選ぶときも防犯対策を意識しましょう。
犯罪者が身を隠しやすい公園の近くの土地や、死角の多い袋小路にある土地など、家を建てる場所によっては空き巣被害に遭いやすい環境になる場合もあります。
土地を購入する前に、日にちや時間帯をずらしながら何度か見に行き、周囲の様子を観察してみると良いでしょう。

家の中で最も侵入経路として使われやすい場所は「」です。
そのため、空き巣対策として窓の防犯対策は重要です。

具体的な対策例としては、
・サッシの枠に補助錠を付ける
・窓ガラスを防犯ガラスにする
などが有効です。

防犯ガラスとは、板ガラス2枚の間に特殊なフィルムが入っていて、万が一泥棒がガラスを割って侵入しようとしてもガラスに穴が開きにくいガラスのことです。
このため、外から窓を割り、錠を解除して侵入される可能性がかなり低くなります。

さらに、窓の配置にも気を配り、見通しが悪く、泥棒が侵入しやすい場所に窓を設置しないようにするのはもちろん、近くに侵入しやすくなるような足場がないか、また侵入しやすい大きさでないかを考慮しながら設置しましょう。

ほかにも、侵入者が入りにくいよう、見通しの良いフェンスを設置することも効果的です。
フェンスは特に「格子が細かいもの」「縦に走っているようなもの」だと手で柵をつかみにくく、よじ登って侵入されにくくなります。

敷地内の砂利を、踏むと音が鳴る防犯砂利にすることや、センサー式のライトを設置することも、泥棒が侵入しづらくなるので防犯対策としておすすめです。

窓の次に泥棒が侵入しやすい場所は「玄関」です。
防犯対策としては、2つカギ穴が付いている頑丈なタイプのものにすることが有効です。
2つカギをロックすることで、泥棒がピッキングしようとしても時間がかかり、あきらめる可能性が高くなります。

また、泥棒の侵入手口として最も多いのが鍵をかけていない玄関や勝手口、窓です。
忘れずにしっかりと施錠するように心がけましょう。

以上のように、防犯対策をしっかりおこなっても、空き巣を100%防げるとは言い切れません。
しかし、被害に遭う確率を減らせるのであれば、対策しておく必要はあると思います。

家を建てるときから防犯を意識し、防犯効果の高い設備を整えておくことが防犯の第一歩になります。


最後までお読みいただきありがとうございました!

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お風呂の鏡は必要?

こんにちは、EIWAHOMEの小久保です。

家を建てる時、つけた方がいいのかつけなくてもいいのか悩むものってありますよね?

その中の一つにお風呂の鏡があります。
皆さん悩むんですよね・・・。

お風呂の鏡って意外と使わないという方も多いと思います。
実は私もあまり使う事ないんですよね。
なぜかというと、お風呂に入ってる時は曇ってるし、
お風呂入っている最中に自分の顔を確認するような事ってあまりないんですよ。
裸眼ではみえないので(近視のためw)

でも、お風呂に鏡ってあるのが当たり前ですし、
これを取るのはなかなか勇気がいるので
なんとなく付けている人も多いのではないでしょうか。

不要と言えば不要なんですが、
妻とそういう話をしていたら妻は意外な使い方をしていました。


それは、姿見!

ユニットバス.jpg


今写真を撮っている位置はちょうど洗面所からなんですが、
ここに立って、お風呂場の鏡を姿見みたいな感じで使っている時があるみたいです。
なんとも斬新な使い方。

自分にはない発想や考えが聞けると面白いですね。

流石にプランを考える時に、姿見として利用するためにお風呂の鏡を決める人はいないと思いますが、いういろいろな使い方を考えてみるのも面白いかもしれません。

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注文住宅にかかる施工費以外のお金!

注文住宅にかかる施工費以外にかかるお金!

こんにちは、EIWA HOMEの小久保です。

家は、一生で一番大きな買い物だといわれています。
たしかに家は、非常に大きな買い物です。
ただ、家を買うときは「家以外にもかかる費用」も必要になることを忘れてはなりません。
住宅を作る我々だからこそ、お客様にとって負担が大きすぎる家作りを提案することは控えたいと思います。
そこで、「家以外にもかかる費用」にあえて焦点をあててお話していきます。

家本体にかかる費用は70パーセント!
家を建てるときにかかる費用のうち、家本体にかかる工事費用は全体のうちの70パーセント程度だということです。
では、残り3割はいったいどんなことにかかる費用なのでしょうか。
それは、大きく分けて以下の2つがあります。


1.付帯工事

付帯工事は、家の工事そのものに付随するさまざまな工事を指します。
たとえば、エクステリア工事といわれる屋外設備や、地盤の改良費などがここに含まれます。
付帯工事にかかる費用は、実は非常に大きいものです。
付帯工事のうち、
・解体工事(すでに建物が建っているときに、それを壊すための費用)
・造成工事費用や基礎補強のための費用(高低差のある敷地や地盤が弱い敷地に家を
建てるときに発生する費用)
などはある程度の目安がありますが、
・インテリア(屋内の内装)
・エクステリア(屋外設備:カーポート、フェンス、門柱門扉など)
に関しては、家を建てる人がこだわろうと思えばこだわるほど、お金がかかるものだからです。
たとえば、インテリアについて考える場合、「最低限の設備で良い」「元々良い家具を使っているので、それをそのまま運び込む」「家具については特にこだわっていない」という場合は、その出費は最低限に抑えられます。
ただ、「せっかく良い家なのだから、新しく家具にしたい」「この機会に、思い出を刻める良いテーブルを買いたい」などと思った場合、費用は大きくかさみます。場合によっては、インテリアだけで200万円以上になることも珍しくありません。


2.書類の手続き費用など

手続きなどの費用も意外なほどにかかります。
家を建てるときには、「家を建てるための費用」以外にも、目に見えにくい負担がたくさんでてきます。

たとえば、家の登記費用です。
不動産を手に入れたときにかかる税金もあります。
税金はかなり大きく、また印紙代も必要になるため、30万円程度以上の出費になることもあります。
これらの書類は非常に煩雑であるため司法書士などの助けを借りるやり方が一般的ですから、依頼料もかかります。
依頼料の平均値はなかなか求めにくいのですが、10万円~20万円程度は見ておきたいものです。
それ以外にも、火災保険や地震保険の費用もかかります。
また、住宅ローンを組むときにも費用がかかります。
地鎮祭などの費用も加わります。
現在住んでいるところがマンションやアパート、あるいは実家ならば問題にはなりませんが、「今住んでいる家を取り壊して、新しく家を建て直す」という場合は、どこか別のところに一度住まいを移さなければなりません。
アパートやマンションを借りるのが一般的ですが、このための費用も必要となります。またこの場合は、今いる家→仮住まいまでの引っ越し費用+仮住まい→新築の家への引っ越し費用と、2回分の引っ越し費用が必要となります。
引っ越し費用もかなり大きく、同じ市町村内であっても荷物が多い場合は10万円以上の出費となるのが一般的です。

このように、家を建てるときには「家以外にもかかる費用」もしっかりと計算にいれておかなければなりません。予算ギリギリで家を建ててしまうと、このような「家本体以外にかかる費用」に苦しめられることになってしまいます。

EIWA HOMEでは、お客様にとって予算面でも無理のない家をご提供することを心がけています。無理をして建てた家は、お客様にとって大きな負担となってしまうからです。
予算内で建てられる家のご提案などももちろん行っていますので、お気軽にご相談ください。

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坪単価ってそもそも何?

坪単価とはそもそも何なのか?

こんにちは、EIWA HOMEの小久保です。

注文住宅を考えはじめるとよく目にする「坪単価」という言葉。
これは何を意味しているのでしょうか?
坪単価とは、「建物の建築費を建物の延床面積で割った、1坪あたりの建築費」と言えます。
たとえば、建物の建築費が3000万円で、建物の延床面積が60坪だとしたら、3000÷60=50万円/坪となります。
つまり、延床面積1坪あたり50万円の建築費という意味になります。
さて、ここで問題なのが、上記の計算では建築費を延床面積で割った1坪あたりの金額を坪単価といいました。
ところがこの「坪単価」という言葉が厄介なのは、坪単価の計算をする際に「延床面積」で計算するのではなく、
「吹抜けやバルコニー、ポーチなどを含めた施工面積」で計算することもあるという点です。

ある建物を2つの見積りパターンで坪単価の計算をしてみます。
・見積りパターンA:建築費3000万円÷延床面積50坪=坪単価60万円
・見積りパターンB:建築費3000万円÷施工面積60坪(延床面積50坪+吹抜け3坪+バルコニー4坪+ポーチ3坪)=坪単価50万円

このようにある建物一つを見ても、坪単価の出し方が異なると、大きく金額が異なることになるのです。
さらに複雑なことに、坪単価に含まれる工事と含まれない工事は、ハウスメーカーや工務店各社でそれぞれ異なるということです。
「坪単価」を参考的に見ることは良いですが、坪単価だけで計算しても"家は建たない"ということを知っておく必要があります。

なぜこんなことが起きるのか?

それは「坪単価」という言葉に、"正式な定義が無い"からなのです。
だから、ハウスメーカーや工務店によって「坪単価」の計算の仕方が異なり、どの計算方法も「間違いではない」という点が、厄介なのです。

家は小さいほど坪単価は高くなる

注文住宅で家を建てるとなると、何もない状態では全く予算の目処が立たないので、建物の参考価格を知る上で、坪単価を参考にすることはいいと思います。
しかし、この坪単価は何坪の家を建てても同じなのでしょうか?

答えはNOです。

建物の本体価格を延床面積(または施工面積)で割った坪単価は、小さい家であるほど、高くなるケースが一般的です。
なぜかというと、キッチンやユニットバスなどの住宅設備機器にかかるコストは大きな家でも、小さな家でもかかるコストは同じだからです。
階段の数量や、玄関ドアの数なども家の大きさに関係なく一定数が必要になります。
小さな家であっても、キッチンやユニットバスなども水廻り、電気ガス水道などの基本的なインフラ設備は大きな家とは変わらないのです。

ですので、坪単価として計算しだすと、どうしても小さな家ほど坪単価は高くなり、大きな家ほど坪単価は小さくなるのが一般的です。
広告などでは「延床面積50坪以上の場合」など、なかなかむずかしい建物の延床面積を基準にした坪単価を広告表示するパターンが多く見られます。
坪単価の計算をする際に「延床面積」で計算するのではなく、「吹抜けやバルコニー、ポーチなどを含めた施工面積」で計算することもあれば、坪単価には家を完成させるための全ての工事費が含まれていないこともあります。

大事なことは、坪単価表記に隠れている事実を把握し理解することです。その上で、どのハウスメーカーや工務店に家づくりを依頼すべきなのかを選ぶことが重要です。

EIWA HOMEではいつでもご来店いただき家づくりをご相談いただけます。
注文住宅で家づくりをご検討の方、また土地探しから始められている方から、どのようなご質問・ご相談もお受けしておりますので、スタッフまでお問い合わせください。

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家を建てるタイミング

こんにちは、EIWAHOMEの小久保です。

最近、釜石の町を歩いていると可愛い着物を着た子供たちを見かけます。

七五三の時期ですね。

私の孫も、11月で3歳になるため七五三のお参りに行ってきます。
寝てばかりと思っていたら、ハイハイという移動手段を覚え、
ガンダムがごとく立ち上がり、某特撮映画にでてくる怪獣かと思うくらい暴れまくり、
破壊しまくり。
しかし、それらをすべて許してしまう天使級のかわいさが子供にはあるんですよね。
ほんとに子供の成長は早いです。
追いかけているときに柱の角にぶつけた足の小指の痛みは忘れられません。

さて、家を建てる計画がある方の中には、子供の成長に合わせて建てようと思っている方が多いのではないでしょうか?
理由は同じでも、建てるタイミングは様々です。

・子供が生まれた時

・子供が幼稚園に入る時

・子供が小学校に入る時

・中学校、高校に入る時

新しく家を建てるために動き始めて家が完成するまで、1年から長い方で数年かかります。

以前、子供が生まれたので保育園(2歳)に入るころには新しい家に住みたいと、生後2か月のかわいい男の子を連れたご夫婦が相談に来ました。
土地探しから始め自分たちも一生懸命情報を集めをし、こんなことをしたい、こういうふうにしてほしいと考えていることを細かく話していただきました。

本当にうれしいことです。

しかし、家事をしながら3時間おきの授乳等の育児、その合間に家の情報収集、週一の打ち合わせ、融資申込や土地売買の手続き、そして契約、地鎮祭・上棟式などの神事などこの時期の奥様は大変だったこと思い出します。
そして、お子様が保育園に入るころには無事に家が完成しました。
その時、ご主人も一緒に家事や育児をやってくれたのですごく助かったと奥様が話していたことがすごく印象に残っています。

あたりまえの事をあたりまえにできるご主人も素晴らしいですね。

新しい家で少しでも長く子供と過ごしたい。

このご夫婦が家を建てる決意をした理由です。

子供と一緒に過ごせる時期、高校卒業までだと18年。
子供の成長は思っている以上にあっという間です。

子供のために家を建てたいと思っている方、早めに動き始めることをお勧めします。

焦って家を建てて後悔しないためにも。



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