洗面室の間取りとあわせて考える「洗濯機の設置場所」

こんにちは!
EIWA HOMEの金浜です。

今回は、家づくりを考えている方や、間取りに悩んでいる方に、ぜひ、参考にしていただきたいお話です。


これまでの一般的な住宅は、洗面所と脱衣所が一緒になっている洗面室を浴室に隣接させた間取りが多くみられました。

近年では、洗面所と脱衣所を分けた間取りを採用する方が増えています。
感染症の影響やライフスタイルの変化により、住宅の間取りに対する考え方も変化しているためでしょう。

みなさんは普段、洗面室をどんな空間として使っていますか?

・手や顔を洗う空間
・歯を磨く空間
・髭を剃る空間
・化粧や髪の毛のセットをする空間

洗面室は色々なことができる多機能な空間といえるでしょう。

では、「洗濯機の設置場所」についてみなさんは意識したことありますか?

洗面室は多くの場合、お風呂へ入る際の脱衣所になります。
その場合、服を脱いでそのまま洗濯機へ入れることが出来る為、洗濯機は洗面室に設置したほうが便利でしょう。

しかし、洗面室にトイレが設置されている間取りもあります。

その場合はどうでしょうか?

一人暮らしに多い1R、1Kなどといった間取りでは、お風呂とトイレが同じ場所に設置されているユニットバスは少なくないと思います。
そうなると、洗濯機を洗面室に設置するのは、広さにもよりますが、基本的に難しいです。
また、誰かが服を脱いでいたり、トイレを使用していると、ほかの人は一緒に洗面室を使うことはできなくなってしまいます。

このように、洗面室はいろいろな場面で兼用されるため、曖昧な空間なのです。


そこで、

洗面室をいかに上手く家族と共有するか。
どの様な使い方をイメージするか。

設計をする上で、一つポイントになると言えます。


その際に、「洗濯機の設置場所」もあわせて考えることをオススメします。

洗濯機をどこに設置するかを考え、
生活しやすい動線をイメージすることです。

例えば、
贅沢に洗濯室を作ってしまうのはどうでしょうか?


衣類の収納棚、洗濯機、洗い場、そして、天井から物干し竿を吊るしてみましょう。

洗濯をして、干して、畳んで片付ける。

洗濯物のルーティーンをひとつの部屋の中で完結させることができます。


その場合、洗面所を広く使うことや、トイレを併設したりもできます。

洗面所に、洗濯機を設置することは多いかと思いますが、間取りと広さを考えて、あえて洗濯機を切り離してみるのも良いかもしれません。

プランを作る際に、
洗濯機を置く場所を起点に家事動線や生活導線をイメージすると、
面白いかもしれませんね。

ぜひ、家づくりの参考にしてみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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